商品番号:1545265
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
琉球の織の歴史…
500年の伝統を守りながら、その伝統に甘んじることなく研磨され、
次世代へと伝えられるその技とこころ。
織りのお着物ファンの方に…憧れの一品。
中でも珍しい「組織織り」によって織り上げた、本場久米島紬のご紹介です。
重要無形文化財保持団体が体得している最高の技術を用いて制作されたました。
久米島花織とも言われる本品。
特に珍しいお色の一枚を仕入れて参りました。
本当に、本当に希少なお品でございます。
期間限定でご紹介でございますので
どうぞお見逃しなくお願い致します。
【色柄】
今回ご紹介いたしますのは、「組織おり」による一枚。
久米島花織とも言われる希少なお品です。
彩りはゆうなのグレーが薄っすらと感じられる、
福木による爽やかな黄色。
浮かび上がる花織の細かい市松模様が、
シンプルでモダンな印象で重宝間違い無しのお品でございます。
エキゾチックな意匠の帯や、無地感覚の帯で、スタイリッシュに…
気取らない上質さをお楽しみいただけます。
飽きがこず、ご年齢も問わない柄行き。
あたたかみある感性が、しっかりと肌奥に伝わります。
【 久米島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
沖縄県無形文化財指定(1977年)
製作技術が重要無形文化財に指定(2004年)
久米島紬保持団体が重要無形文化財保持団体に認定
その技術が琉球王国時代以来の伝統を保つ、
製法は手作業による織物。14世紀末頃、久米島の
「堂の比屋(堂集落の長)」が明に渡り、養蚕の
技術などを学んだ事が始まりとされる。
糸は真綿からひいた手紡ぎの糸、染料は島内で採れる
主に車輪梅(ティカチ)、サルトリイバラ(グール)、
泥(媒染)、ナカハラクロキ(グルボー)、フクギ、
ヤマモモ、オオハマボウ(ユウナ)。
製織は手投杼を用いた手織である。
久米島紬の色の系統は以下
・黒褐色、茶系:グール(サルトリイバラ)とテイカチ(車輪梅)、泥
・青灰色、白灰系:ユウナ(オオハマボウ)を燃やした灰
・青丹、薄鶸系:ウージ(サトウキビ)
・濃青色、濃紺系:琉球藍
の彩りが最も多く、稀な彩りとしてはヤマモモとクルボー
(ナカハラクロキ)を用いた黄色系、媒染液によっては
ミョウバン媒染の赤味をおびた深みの黄色、泥による
鉄媒染の鶯色があり、近年は上記の他に椎の木、月橘、
月桃の植物染料を用いたもの、鉱業が盛んだった久米島の、
多彩な土を使っての新しい染色方法である千枚岩
(せんまいがん:フィライト)を用いた大地染などがある。
絹100%
長さ約13m 内巾37cm(裄丈70cmまで)
「本場久米島紬」の久米島紬事業協同組合証票が付いております。
織人:平田留美子
染色:ゆうな・福木
◆最適な着用時期 10月~5月(袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 街着、カジュアルなパーティー、行楽、ショッピングなど。
◆あわせる帯 名古屋帯、洒落ものの袋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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