商品番号:1525397
【 仕入れ担当 中村より 】
最近の仕入れの話ですが、
8月はお盆休みがありましたので仕入れは一休み。
お盆があけると問屋さん・メーカーさんでは売り出し会が多く開かれます。
今回ご紹介のお品も9月頭の売り出しで一目惚れして仕入れてきたお品です。
これがこの染匠の色。
この鮮やかなお色を調和させつつ、
仕上げるのはさすが名門の技。
匠の洗練されたセンス、確かな技術がダイレクトに伝わって参ります。
その時々の流行を敏感に作品に取り入れる染匠のこだわり。
圧巻の一条を仕入れて参りました。
大変贅沢なお柄付けの九寸帯でございます。
染物好きのバイヤーが自信を持っておすすめさせていただきます。
特選ものの傑作京友禅九寸帯。
どうぞお見逃し無く!
【 お色柄 】
五泉の駒塩瀬地は、染め色を一層美しく映えさせて、
上等な厚みが良きものと手触りにも感じさせてくれます。
清雅な白色を基調にした絹地。
秋の七草の意匠が
贅沢な構図で描き出されました。
繊細な糸目に鮮やかな色彩と銀彩がなんとも美しく…
その確かな加工ぶりに、思わず目を奪われる仕上がりです。
卓抜したデザインセンスが見事に表現された、
洗練された個性ある大人のカジュアルを、こころゆくまでご堪能くださいませ。
【 染匠について 】
昔ながらの手染めにこだわり、よき友禅の加工、ハイセンスな
デザインの専門店向けの逸品ばかりを創作されている、
京の工芸染匠のお品でございます。
丁寧な仕事、構図の美しさ、色彩感覚。
匠の洗練されたセンス、確かな技術がダイレクトに伝わって参ります。
染元のお名前は伏せさせて頂いております。
お気になられる方はお気軽にメール・お電話でお問い合わせ下さいませ。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100% 長さ3.6m(お仕立て上がり時)
お太鼓柄
白生地には新潟県五泉市の別織重目駒々塩瀬地を使用しております。
◆最適な着用時期 9月~11月の秋の袷・単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 街着、観劇、コンサート、行楽など。
◆あわせる着物 小紋、付下げ、色無地、御召
★名古屋仕立て(税込10,450円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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