商品番号:1536443
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【 仕入れ担当 田渕より 】
夏に最適な自然素材の表情が味わい深い。
素朴な風合いに魅了されて…
工芸キモノ・野口の夏の麻九寸帯をご紹介致します。
自然素材である大麻地に、夏の風情あふれる意匠を描いた作品。
心揺さぶる創作性の高さを、ぜひともご堪能いただきたく存じます。
【 お色柄 】
すっと風が通り抜ける麻は、日本の暑い夏にはかかせないもの。
独特のハリ感、しなやかさが感じられる麻の帯地は、
自然な風合いを活かした、ナチュラルなベージュ。
お柄には、水墨のような筆致で草花が描き込められました。
お柄を飾る色彩は地色に馴染み、
無地場を意識した意匠構成も相まって、スッキリとした洗練さを感じさせて…
夏にぴったりの静かな情緒、余韻をご堪能いただける一本となりました。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 工芸キモノ野口について 】
1733年(享保18年)創業
初代金谷安部兵衛が京・油小路四条上ルにて
呉服商を創業したのがはじまり。
当代で8代目を迎えた長い時間を染めひと筋に
歩んできた京友禅の老舗。
型友禅、糸目友禅、絞り、刺繍などの
技法を主としたモノづくりを続けている。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
麻100%
長さ約3.85m
お太鼓柄
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年代は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お出かけ、お食事など
◆あわせる着物 小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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