商品番号:1536336
【 仕入れ担当 田渕より 】
滅多とない年々希少な夏黄八丈…
織物ファンのお方、どうか必見ください。
大変希少な黄八丈の夏物を、訳ありにて仕入れて参りました。
本場黄八丈の黒色を用いてすっきりと織り上げられたひと品。
夏の通好み、粋で風雅な和姿をお楽しみいただけることでしょう。
贅沢で希少な夏衣…
難等は見受けられませんので、
この機会にどうぞご検討くださいませ。
【 お色柄 】
シャラリと軽く、空蝉のようなおだやかな透け感のある地風。
黒地をベースに何とも美しい縞模様を織り上げました。
透け感を感じさせつつも、どことなく奥深さを感じさせる仕上がり。
ここまでさりげない粋味に満ちた夏の織物は、他に類を見ないことでしょう。
織物ファンの方に、季節を纏う逸品として自信と責任をもっておすすめいたします。
この機会をお見逃しなくお願いいたします。
【 黄八丈について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1977年10月14日指定)
八丈島に伝わる草木染めの絹織物
その歴史は古く800年以前から納税品として納められ、
八丈島の名は「八丈織」から取られたとも言われる。
現在では後継者が少なく、黄八丈技術保存会が発足され
その技術者の保護にあたっている。
代表格である黄色の黄八丈の他に、黒を主にした
「黒八丈」、樺色を主とした「鳶八丈(とびはちじょう)」
がある。「ふしづけ」や「あくつけ」、「泥つけ」と
呼ばれる染めが特徴的で、糸染めに使う色は八丈刈安
(学名:コブナグサ)の黄、マダミ(学名:タブの木)の樺、
椎の木と泥染めを用いた黒の三色が主だった色で、八丈島の
厳しい自然の中で得られる染料が三色に限られた事に由来する。
製織には地機(じばた)が使われたが、現在はほぼ
高機(たかはた)による製織である。
伝統的な技術・技法
・先染めの平織り又は綾織りとする。
・よこ糸の打ち込みには、手投げ杼(てなげひ)を用いる。
・染色は、手作業による浸染とする。
※この場合において、染料は、コブナグサ、タブノキ又は
シイを原料とする植物性染料とし、媒染剤は木炭又は泥土とする。
他の地方で織られた類似品に米沢八丈、秋田八丈がある。
孤島で織られる着物好きの終着点。
絹100%
長さ約12.5m 内巾38cm (最長裄丈約72cmまで 最長袖巾肩巾36cmまで)
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、お食事、街着など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
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