商品番号:1469194
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
清雅な夏の和姿にワンランク上の装いを…。
涼やかな装いに本袋ならではのすっきりとした帯姿。
夏のハイクラスフォーマル、本袋。…と言えば名門【志都香】。
暑い季節にも最高の気品を演出してくれる一本でございます。
中でも今作は、夏物には本当に希少な
裏表つなぎめのない【本袋】の技法で織り上げられております。
探そうと思ってもなかなかない、夏物の帯としては大変高級なひと品。
お目に留まりましたら、この機会にご検討頂けると幸いです。
【 お色柄 】
ほどよいシャリ感と、美しい透け感を感じる帯地でございます。
地色はオフホワイトを基調として、
煌びやかな金銀糸と色鮮やかな絹糸を使用し
咲き誇る桜と様々な丸模様を織り上げました。
背景全体には横段と立涌が織りなされており
穏やかな春の風のような印象でございます。
淡い色合いのお柄と煌びやかな丸模様…
どの柄をお太鼓にするかによって
また違う帯姿を演出し、
夏の涼やかな装いを素敵にグレードアップする一条です。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.35~4.4m(お仕立て上がり時)
柄付け:六通柄
耳の縫製:本袋
おすすめの帯芯:夏綿芯(白)
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏
5月下旬~6月の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会など
◆あわせるお着物 夏の訪問着、付下げ、色無地など
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