商品番号:1534745
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
少し染めに詳しいお方でしたら必ずやお喜びいただけることでしょう。
「女性を高潔に美しく」
まさにその名門のコンセプトを体現したかのような
『染の北川』による、上品の極みとも言える本手加工京友禅訪問着と名門『河村織物』より、有職紋を金銀糸をふんだんに用いて織り上げた手織り袋帯を合わせてご紹介いたします。
本作品は、京都・室町の呉服問屋さんの所蔵品から特別に仕入れて参りました。
制作されていた当時の価格を考えますと…
本当にお値打ちでご紹介が叶った希少品です。
そんな希少性のあるお着物に合わせた品良き古典デザインの袋帯…
古典を追求したからこその、日本伝統の美を…
お手元にてご堪能下さいませ。
【 お色柄 】
≪着物≫
しっとりと肌をすり抜ける、さらりとした上質な絹布。
滑らかな質感で肌にするりと心地よく、
必ずやその上質を感じていただけることでしょう。
その地を青磁色を基調として、染疋田を込めた雲取に菊や藤、梅に露芝などの
花意匠があしらわれました。
優しくも格調高い雰囲気に仕上がっております。
淡い地色に美しく調和する色彩美が、澄んだ晴れやかさを演出したひと品。
上前にほどこされる緻密な金彩や染め色の暈しなど、
細やかな部分にこそ北川ならではの美の感性が見事に尽くされております。
まさに京友禅らしい優しさと確かな北川の染技術が集大成された
美しい出来栄えと存じます。
≪帯≫
しなやかに織りだされた明るいトーンの金地に、
金糸の濃淡に優彩の絵緯糸使いで花菱を込めた
七宝が細緻に織りだされております。
【 河村織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.46
手織りの技と洗練されたセンスで、
江戸慶長より続く老舗の機屋。
西陣袋帯のほとんどが機械織の量産品である中、
「手織り」という伝統の技にこだわり、
先見の目をもって中国進出のさきがけとなった。
帯の他にも寺社仏閣の神服や能装束、皇室御用達の
織物を製織している。
「河村つづれ」が商標登録されている。
【 染の北川について 】
京の有名呉服メーカー
1955年(昭和30年)創業
※2017年廃業
様々な着物専門誌にも多く取り上げられ、
着物ファンに広く知られていた。
訪問着、留袖、振袖などのフォーマル品、
逸品物を創作。
染、意匠へのこだわりはもちろん、生地の
開発なども手掛け、「和木沢絹」
「CHULTHAINo.6(ジュンタイナンバーシックス)
などのブランド生地も有名であった。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
【着物】
絹100%
たちきり身丈約175cm 内巾35.5cm (最長裄丈約67cmまで 最長袖巾肩巾33.5cmまで)
白生地には特選丹後ちりめん地を使用しております。
【帯】
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
耳の縫製:かがり縫い
おすすめの帯芯:綿芯「松」
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、お付き添い、お食事会、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解手のし6,050円+※胴裏8,250円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
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