商品番号:1513578
【 仕入れ担当 更屋より 】
虹色の煌きで浮き沈みする彩りのイリュージョン…
帯に造詣のある方なら必ずや耳にされたことがございましょう…
織りの宝石と称される、『佐波理綴(さはりつづれ)』より、
両面織の特選品をご紹介致します。
普段は未仕立ての新品をご紹介する機会がほとんど叶わない中での
今回の貴重なご紹介!
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
銘「 唐衣七宝友 」
しなやかな帯地はサファイア、アメジスト、エメラルド…
とりどりの宝石をちりばめたような麗しく美しい輝きに満ちてございます。
お色同士の淡く滲み溶けるような色彩が
古典柄である七宝文をモダンな印象へと昇華させたような意匠。
華やぎの中にある気品は、装いに個性と格調を競って。
気負わずさりげなくドレスアップできる一条となっております。
風雅な古典を織りなした至高の美。
慶びの華やかなライトの下では奥ゆかしく煌き、ムード照明のもとでは幽玄に輝く、
幻想的で素敵な後姿をぜひお手元でご堪能下さい。
裏面は同じ意匠を色彩を抑えて織りなしておりますので
お召しになるお着物によって表裏を変えていただけます。
纏う宝飾品をこの機会に是非ご検討下さいませ。
【 佐波理綴(さはりつづれ)について 】
京都 御寮織司 六家筆頭の井関家の血を引く
織物作家・池口定男が創作した織物。
佐賀錦と綴れ織の特性を組み合わせた佐波理工法で
織り上げられている。
1981年に東京で開催された昭和天皇の寿祝の
正倉院記念展の出展物の佐波理(銅・錫・鉛の合金)
からインスピレーションを受けて制作された。
佐波理綴誕生のきっかけは、制作した作品を着たモデルが
きものショーに出演した際に、客席の照明が暗くなった途端
きものから華やかさがなくなり、暗く沈んだ色合いに見えた事。
ショックを受けた池口氏はそれ以来、「光」「輝き」をテーマに
試行錯誤を重ね「光を失わない織物」を完成させた。
その精神と技術は2011年に二代目を継いだ
池口友啓によって受け継がれている。
帯のタイトルに「友」がついているものは池口友啓デザイン、
「定」がついているものは佐波理を開発し池口定男デザイン
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m(お仕立て上がり時)
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴、パーティー、お食事会、お付き添い、芸術鑑賞など
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地など
この商品を見た人はこんな商品も見ています