商品番号:1534677
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
およそ350年前に大成した【 加賀友禅 】の技法。
伝統を守りながら現代の風景に馴染む意匠のデザイン。
既に筆を置いてしまわれた作家
【 田中勲 】氏が表現する可憐な花の世界に
長年の歴史を持ち、数ある西陣の機屋さんの中でも、
名門の人気ブランド【 都(みやこ) 】の袋帯を合わせました。
スラっと重くなりすぎず、柔らかな雰囲気を醸し、
春の装いにピッタリな軽やかささえもございます。
そして、来年2025年は加賀友禅を
伝統的工芸品と認定されてから50年の節目。
話題の産地になることはまず間違いなく、
需要と共に値も高くなるのではないでしょうか?
逃してほしくないこの機会、時代の動き、
お目に留まりましたらこの機会にご検討頂けましたら幸いです。
【 お色柄 】
[お着物]
銘[ シャクヤク ]
生地端には賞を受賞されたことを示す印字が施してあります。
読み取ることはできませんでしたが、
賞を獲ることも納得の出来栄えでございます。
京友禅のはんなりとしたムードに加賀友禅特有の技を詰め込み、
詩情豊かな色彩の波を押し寄せました。
地はしっとりシボ感を浮かべた上質な濱ちりめん地。
清華な暗い水色へと染め成しまして。
裾にかけて紫の妖艶な空気を纏い、
シャクヤクを基調とした様々な花文様を表現致しました。
流行り廃り無く煌びやかに王道のセンス。
構図、色彩、リズムにおいて印象的な美観を放つひと品です。
本当に多彩に「融合」がみせる独特の趣。
そっと伝統に身を包み込まれるような優しい贅沢を。
金彩使いは一切なく、それでいてここまでの格調高さ。
京加賀友禅らしい彩りに、作家の個性がセンスよく仕上がりました。
[帯]
銘[ 蜀江松竹梅 ]
織り地は軽やかに、その風格はしっかりと重く、
唯一無二の仕上がりをお楽しみいただきたく存じます。
帯地は綿密に織り込まれました白を基調と致しまして。
鮮やかな色調にて織り描かれましたのは
[ 蜀江松竹梅 ]と銘打たれた意匠でございます。
白を基調として白×銀の箔糸も伺うことができる蜀江文に
様々な優彩を与えて面持ちの良い雰囲気へ。
空間に尽くされた煌びやかに光沢を浮かべる金の箔糸が
御洒落のアクセントとなって織り成されております。
ハイセンスな中にもこだわりある姿を
お楽しみいただけることでしょう。
洒落感と共に品格を感じさせる大人のエレガントな後姿。
通の方にもきっとお気に召していただけることでしょう。
【 西陣 都(みやこ)について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.385
1939年(昭和14年)創業
手がける帯はフォーマル帯はもちろん、
身に着ける人の魅力を際立たせるお洒落もの、
涼やかな夏帯、カジュアルな日常着と幅は広く、
「どんなシーンでも、自分らしい着こなしが
愉しい織物を創り続ける」をモットーに
ものづくりをされている機屋。
1945年にはつづれ織のジャガード化に成功
西陣で初めて紋紙を使用した生地の紋綴八寸を
主力に、絽綴八寸、まりま綴八寸を開発。
1960年(昭和35年)頃より紬袋なごや帯を開発、
西陣の袋なごや帯の老舗として名声得た後、
カジュアルを中心としたものづくりから、錦袋帯等に
比重を置き、唐俑箔や四季彩などの人気ブランド
シリーズを展開した。
【 加賀友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年5月10日指定)
石川県指定無形文化財
京友禅・東京友禅と並ぶ、三大友禅のひとつ。
現在は登録された作家により、加賀五彩といわれる
藍・えんじ・黄土・草・古代紫の加賀五彩を基に
糸目友禅のみで仕上げられる。
[お着物]
絹100%
たち切り身丈180cm 内巾36.5cm(最大裄丈69cm)
白生地には濱ちりめん地を使用しております。
経済大臣指定伝統的工芸品の証紙、加賀染振興協会の証紙がついております。
[帯]
絹92% ポリエステル・レーヨン・分類外繊維8%
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
おすすめの帯芯:綿芯「松」
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、式典、パーティー、お付き添いなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解手のし6,050円+※胴裏8,250円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
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