商品番号:1534199
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
西陣の名門で「ええ帯」といえば…の【 北尾織物匠 】より
心に響く、すばらしい風格の袋帯をご紹介いたします。
残念ながら、北尾織物匠は2016年に機をたたまれましたので
新しい織り上げはございません。
今や問屋さんでは滅多と見かけないお品でございます…
帯の世界に詳しい方にとって「北尾の帯」は、憧れの的。
世代を超えてお締めいただける丁寧な丁寧な織りと、
京の老舗らしい洗練された古典意匠の世界、その美的感性。
きっと画面上からでも、十分に感じとっていただけることと思います
お探しの方は是非ご検討くださいませ。
【お色柄】
穏やかな青白橡色(灰味のあるくすんだ緑系色)の帯地。
贅沢な絵緯糸使いで、
菱花文の意匠が織りあしらわれております。
訪問着などのお着物と、
フォーマルなお席へのコーディネートで、
格式ある華やかな帯姿をご堪能くださいませ。
【 商品の状態 】
長期保管によるヤケがタレ先にございますが、お届け前にできる限りきれいにさせていただきます。
お手元で現品をご確認の上、お値打ちにご活用くださいませ。
【 北尾織物匠について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.7
1947年(昭和22年)創業
2016年廃業
一流どころにしか作品を譲らないことで
知られていた西陣の名門機屋。
「錦繍」など高級袋帯を展開していたことで有名。
技術力の高さから、製織品は「北尾の帯」として
広く知られている。西陣織工業組合に設立から在籍、
西陣織の業界発展の一翼も担っていた。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ約4.35m
六通柄
耳の縫製:袋縫い
おすすめの帯芯:綿芯
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、結婚式、パーティー、観劇、舞台など
◆あわせる着物 留袖、訪問着、付下げ、紋付色無地など
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