商品番号:1532362
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【 仕入れ担当 中村より 】
織りのお着物ファンの方に…憧れの一品。
中でも特に数少ない夏向けの軽やかな一枚…
シンプルな着姿の上質夏久米島紬のご紹介です!
使用された染料も泥を基本に藍・ユウナ・ヤマモモなど贅沢に。
今後のご紹介はお約束できない逸品でございます。
いまでは本当に数がすくなった泥染のお色と砧打ちによるこの風合い。
そして存在感溢れる絣をぜひお手元でご覧いただきたく存じます。
ぜひこの機会をお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
透け感がありながらも
久米島紬らしいほっこりと自然味溢れる紬地。
泥染による黒地には、
グール、ユウナ、藍、ヤマモモなどで
シンプルな縞模様を織りなして。
地色と柄色のコントラストが洒落感漂う一枚です。
紬きものファンの方にとって、久米島紬は、憧れの一枚でございましょう。
【 久米島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
沖縄県無形文化財指定(1977年)
製作技術が重要無形文化財に指定(2004年)
久米島紬保持団体が重要無形文化財保持団体に認定
その技術が琉球王国時代以来の伝統を保つ、
製法は手作業による織物。14世紀末頃、久米島の
「堂の比屋(堂集落の長)」が明に渡り、養蚕の
技術などを学んだ事が始まりとされる。
糸は真綿からひいた手紡ぎの糸、染料は島内で採れる
主に車輪梅(ティカチ)、サルトリイバラ(グール)、
泥(媒染)、ナカハラクロキ(グルボー)、フクギ、
ヤマモモ、オオハマボウ(ユウナ)。
製織は手投杼を用いた手織である。
久米島紬の色の系統は以下
・黒褐色、茶系:グール(サルトリイバラ)とテイカチ(車輪梅)、泥
・青灰色、白灰系:ユウナ(オオハマボウ)を燃やした灰
・青丹、薄鶸系:ウージ(サトウキビ)
・濃青色、濃紺系:琉球藍
の彩りが最も多く、稀な彩りとしてはヤマモモとクルボー
(ナカハラクロキ)を用いた黄色系、媒染液によっては
ミョウバン媒染の赤味をおびた深みの黄色、泥による
鉄媒染の鶯色があり、近年は上記の他に椎の木、月橘、
月桃の植物染料を用いたもの、鉱業が盛んだった久米島の、
多彩な土を使っての新しい染色方法である千枚岩
(せんまいがん:フィライト)を用いた大地染などがある。
絹100%
長さ12.6m 内巾38cm(裄最長約72cm)
久米島紬事業協同組合証票、沖縄織物検査済之証、沖縄県伝統工芸品之証がついております。
◆最適な着用時期 5月下旬~10月上旬の単衣・夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる帯 お洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
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