【半期決算SALE】 【国画会会員 故・ルバースミヤヒラ吟子】 特選手織り首里花織九寸名古屋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「陽光」 希少品入荷! 二度と生み出されない究極の逸品! 

商品番号:1531771

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【 仕入れ担当 中村より 】
澄んだ空に地平線の果てまで広がるコバルトブルーの海。
強い日差しに熱せられた風が肌を撫で、
太陽に向かって背を伸ばす花草の間をするりと抜ける。
恵まれた豊かな自然と育まれてきた伝統がそこにございます。

人間国宝:宮平初子氏の実子であり、沖縄県指定無形文化財保持者、
幼き頃より、母、初子氏の機織りの様子や織り上がった布とともに、
自然に首里の織物に触れられて育った生粋の織人、
ルバース・ミヤヒラ吟子氏による首里織九寸帯のご紹介です!

厳密な計算によって考えられる図案の美しさもさることながら、
複雑な花綜絖を完全に自分のものとしなければ絶対に成しえない
手技の確かさをご堪能いただける仕上がりでございます。

また、吟子氏は2018年12月に惜しまれながら逝去されておりますので
その作品は現存するもののみで新しく創作される事はございません。

そのため、御仕立て上がり品でも
年々希少になっており、価格も高騰しているため
なかなか仕入れることが出来なくなってきております。

今回たまたま、落款入りの良色柄を仕入れることが叶いました。
お仕立て上がりならではのお値打ち価格でご紹介致しますのでお目に留まりましたら是非お見逃しなく!


【 お色柄 】
さらりとした質感の黄橙色の帯地。
焦茶、土色、黄色、橙色、白などで、
小さな花の輪繋ぎ模様を織りなして。
なんとも素朴な可愛らしさもあります。

スッキリとしたお色柄ながらも
上品さと工芸さを両立させた素晴らしい面持ちに仕上がっております。


【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが概ね良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【 ルバース・ミヤヒラ吟子について 】
首里織の染織作家
沖縄県指定無形文化財保持者


人間国宝である宮平初子の長女として、
1950年沖縄県那覇市に生まれる。
大学卒業後は母に師事、織物の基礎を習得。
後、フランスのゴブラン国立製作所に研究員として
渡仏、帰国後は母の工房から独立して首里城の近くに
自ら工房「アトリエルバース」を開設。
1991年に沖縄県の無形文化財技能保持者に認定された。

首里織のみならず、多くの染織作家や
職人が神様のように畏敬の念をよせる名匠。
国画会会員としても活躍、沖縄県指定無形文化財保持者として
沖縄県立芸術大学教授となってからは、15年に退官するまで
制作と後進の育成に力を注いだ。

【 経歴 】
1950年 沖縄県那覇市に生れる
1973年 女子美術大学藝術学部卒業
    宮平染織工房入所
1977年 宮平染織工房休職
    フランスゴブラン国立製作所開発研究室研修
1979年 同上研修終了帰国、宮平染織工房復職
1982年 アトリエ・ルバース開設
1983年 国画会々員
1986年 沖縄県立藝術大学非常勤講師
1987年 沖展会員
    国際服飾学会会員
1988年 沖縄県立藝術大学講師
1990年 沖縄県立藝術大学助教授
1991年 沖縄県指定無形文化財「本場首里の織物」技能保持者認定
1992年 沖縄タイムス藝術選奨大賞
1996年 「空の日」藝術賞
1997年 米国メトロポリタン美術館客員研究員
2003年 沖縄県立藝術大学教授
2016年 沖縄県立芸術大学教授退任記念展
2018年 12月26日永眠


【 首里織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(1983年4月27日指定)
「首里の織物」として沖縄県の重要無形文化財にも
指定を受けている。
※1998年に重要無形文化財に指定されたが、
2022年3月に保持者・宮平初子の死去により
指定が解除、2023年に改めて再指定された


琉球王国の城下町として栄えた首里の地で
織り継がれてきた絣織物と紋織物の総称。
分業せずに全工程を手作業で一貫して生産する
少量多品種の形態を取っている。

首里花織(ハナウイ)・道屯(ロートン)織、
花倉織、ムルドゥッチリ、手縞(てじま)、
煮綛(ニーガシ)芭蕉、花織手巾(ティサジ)
がある。

特に花倉織と道屯織は、首里王府の城下町として
栄えた首里のみで織られる王族や貴族専用の織物で、
花倉織は先染め紋織物、黄地、水地、紺地などの
無地や濃淡の配色が主流。
道屯織は琉球王朝時代には男性衣として用いられたが、
現在では着尺帯や小物類に使用されている。

中村 浩二

バイヤー
中村 浩二

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090-7493-2255

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。

- 素材・サイズ

絹100% 
長さ約3.7m
柄付け:お太鼓柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩きなど

◆あわせる着物 小紋、織のお着物など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

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