【半期決算SALE】 【本場久米島紬】 特選手織り草木染紬着尺 ≪ゆうな染・手織り≫ 【型染女性作家 岡田その子】 特選型絵染紬地九寸名古屋帯 <アタカスシルク紬地>

商品番号:1531827

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【 仕入れ担当 中村より 】
本当に独特の、美しくもまろみのグレー…。
各地の紬に無地は存在いたしますが、
「久米島の無地」という希少性は、本当に魅力。
さらに「ゆうな染め」は近年大変人気がございます。

その人気ゆえに問屋さんの在庫もほとんどございません。
たまたま産地から上がってきたお品のご紹介が叶いました。

今回は【岡田その子】氏の九寸帯とのコーディネートセットをご紹介。
ぜひこの機会をお見逃しなくお願い致します。


【 お色柄 】
[着物]
無地でありながら…
なぜか感じられる豊かな奥行き、
シンプルな薄グレーが演出する和の知的感性、
大人の女性の上等カジュアルに、これほどふさわしいお品はございません。
糸染めには、ユウナの草木染めがなされております。

絣ものではございませんので、重要無形文化財に指定される技術の
一部のみを使用されて織り上げられたお品となりますが、
そこはやはり久米島紬、絹布を触る手をもふうわりと包み込むかのように
本当に趣深い地風が、紬の島の本物の技を感じさせてくれます。

とりわけユウナの久米島は素敵です。
現代の感性に、本当にしっくりくるおひとつ。
泥染めの茶もその味わいが良いのですが、
どうしても民芸味が強く感じられるところ、
ユウナのグレーは、実に洗練の佇まいがございます。
カジュアルのみでなく、上等なお洒落袋帯などで、
レストランでの会食やクラシックコンサート、軽いパーティなどにも、
本当に様々に装っていただきたく、自然とイメージが浮かんでまいります。

気品の紬。
ユウナの無地。

今となっては、本結城の無地よりも出会うのが難しくなりました。
趣味性に富んだ様々な意匠の帯や、逆にさらに無地感覚の帯で、
スタイリッシュに上質さをお楽しみいただけることと思います。


[帯]
節感の豊かなアタカスシルクの軽い帯地。
素朴な織り味が魅力の黒色の帯地に
染めあらわされたのはなんとも遊び心漂うデザイン。
空飛ぶクジラの意匠が表現されております。

現代的なコーディネートにも、個性派の装いにも
ぴったりとマッチする洗練のお柄行。
無地場にも紬の地風が味わい深いお一つです。



【 岡田その子プロフィール 】
1987年 文化服装学院きもの科卒
1987年 増井一平氏に師事
1989年 寺口敬子氏に師事
1992年 鳥取県展 入選
1992年 京都萬珠堂ギャラリー 二人展
      鳥取県展 入選
1993年 鳥取大丸 ニューフォーク展
      新協展 入選
      鳥取フラワーズ 二人展
      鳥取サカオギャラリー 個展
      米子高島屋 郷土作家工芸展
      鳥取Talk616
1994年 鳥取邑智谷公園
      米子高島屋 郷土作家工芸展
      家庭画報通販
      京都蔦屋ギャラリー 個展
1995年 鳥取クラフトマンズショップ ファーム展
      米子高島屋 くらしの工芸展
      朝日現代クラフト入選
      京都北大路タウン ジャポニズム展
1996年 新匠工芸展 入選
      鳥取Talk616 個展
      米子高島屋 くらしの工芸展
      朝日現代クラフト入選
1997年 新匠工芸展 入選
1998年 全国新人染織 京都府知事賞
      新匠工芸展 入選
2000年 日本伝統工芸展近畿展 奈良教育長賞
2001年 兵庫県波坂江戸や 三姉妹展
2002年 ドイツミュンヘン ギャラリーオウム個展
      ギャラリールフィーニ展
2007年 日本新工芸展入選


【 久米島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
沖縄県無形文化財指定(1977年)
製作技術が重要無形文化財に指定(2004年)
久米島紬保持団体が重要無形文化財保持団体に認定

その技術が琉球王国時代以来の伝統を保つ、
製法は手作業による織物。14世紀末頃、久米島の
「堂の比屋(堂集落の長)」が明に渡り、養蚕の
技術などを学んだ事が始まりとされる。

糸は真綿からひいた手紡ぎの糸、染料は島内で採れる
主に車輪梅(ティカチ)、サルトリイバラ(グール)、
泥(媒染)、ナカハラクロキ(グルボー)、フクギ、
ヤマモモ、オオハマボウ(ユウナ)。
製織は手投杼を用いた手織である。

久米島紬の色の系統は以下

・黒褐色、茶系:グール(サルトリイバラ)とテイカチ(車輪梅)、泥 
・青灰色、白灰系:ユウナ(オオハマボウ)を燃やした灰  
・青丹、薄鶸系:ウージ(サトウキビ) 
・濃青色、濃紺系:琉球藍        
の彩りが最も多く、稀な彩りとしてはヤマモモとクルボー
(ナカハラクロキ)を用いた黄色系、媒染液によっては
ミョウバン媒染の赤味をおびた深みの黄色、泥による
鉄媒染の鶯色があり、近年は上記の他に椎の木、月橘、
月桃の植物染料を用いたもの、鉱業が盛んだった久米島の、
多彩な土を使っての新しい染色方法である千枚岩
(せんまいがん:フィライト)を用いた大地染などがある。

中村 浩二

バイヤー
中村 浩二

商品・お仕立てのこと、お気軽にご相談ください!
090-7493-2255

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。

- 素材・サイズ

[着物]
絹100%
長さ12.7m 内巾37cm(裄最長約70cm)
沖縄織物検査済之証、沖縄県伝統工芸品之証がついております。
※湯通し済

[帯]
絹100% 長さ5m 3.6-3.85m(お仕立て上がり時)
柄:お太鼓柄
おすすめの帯芯:突起毛芯

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、街着、カジュアルパーティー、ランチなど


※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)

九寸帯を直接お仕立てされる方はこちら
【突起毛綿芯】名古屋仕立て
【突起毛綿芯】開き仕立て/松葉仕立て(裏地なし)
【突起毛綿芯】開き仕立て/松葉仕立て(モス裏地付き)


加工(湯のし、地入れ、紋地入れ)はこちら
(地入れ)


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