商品番号:1444501
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
夏の定番といえば…の定番、独特の畝のある
地風の麻織物、小千谷ちぢみ着尺のご紹介です。
日本工芸会準会員の小田島克明氏が代表をつとめる
小千谷の織元として有名な【 おだぎん 】の
経緯絣にてお柄が織りだされた、お柄付のしっかりとした
お品で、ハリのある生地の質感と涼やかな透け感が湿度の高い
日本の夏に、快適かつ大人な和の装いを演出して
くれることでしょう。
【 お色柄 】
小千谷縮独特のシボのあるオフホワイトの麻地に
生成りの縞を織りだし、おだやかな彩りの横双絣で
笹蔓や大きな椿、絣などのお柄が段違い状に
織りだされております。
汗で汚れた際には、水またはぬるま湯でかるく押し洗い、
そして陰干しを。巾の不揃いは霧吹きで湿気を与え、
手で形をとりながら折りタタミして下さい。
(※洗濯機・アイロン・熱湯の使用は避けて下さい)
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小田島克明について
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日本工芸会準会員
小千谷縮・紬製造元・おだぎん代表
【 経歴 】
1957年 新潟県小千谷市生まれ
1983年 生家へ戻り徳間通久、父・小田島吉平に師事
全国新人染織展初入選<以後3度受賞>
1992年 父の死去に伴い工房を引き継ぐ
1993年 小千谷縮「蜻蛉」にて全日伝統工芸品展に於いて入賞
「小田島裂織」発表
1995年 「ぜんまい裂織」発表
1996年 京都キモノグランプリ 裂織訪問着「北越晩秋」入賞
1997年 「小田島原生布」発表
2000年 東京にて作品展開催
「野繭紬」発表
2002年 第1回全国裂織展 裂織帯「遁走曲」入選
「ワイルドシルク裂織」発表
2003年 全国伝統的工芸品展 「最極上小千谷縮段識」入選
「墨泥染」発表
2004年 2004大阪工芸品展 寿小千谷縮「つなぎ織」入選
朝日現代工芸クラフト展入選
2018年 第58回東日本伝統工芸晨 寿小千谷縮「彩雪」入選
現在「日本工芸会」準会員及び「標の会」会員
【 小千谷縮について 】
新潟県小千谷市周辺を生産地とする
苧麻を使った麻織物。
江戸時代初期、播麿明石藩士だった
堀次郎将俊(明石次郎)が絹織物の
明石縮の技法を応用し越後麻布の改良に成功、
魚沼地方に広めた。
当時は「越後縮」と呼ばれていた。
撚りが強い緯糸で織った布を湯もみする事で
「しぼ」を出した織物で、国の重要無形文化財の
指定要項にそったもの(本製小千谷縮)が
南魚沼市を生産地とする越後上布と共に
国の重要無形文化財に指定、ユネスコの
無形文化遺産に登録されている。
麻:100%
長さ:12.6m 内巾36cm(裄68cm前後まで)
【 付属証紙 】
経済大臣指定伝統的工芸品
小千谷織物同業協同組合・小千谷織物
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 夏物の洒落袋帯、カジュアル向きのデザインの夏の名古屋帯、自然布の帯、半巾帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
水通し4,950円+麻衿裏6,600円+お仕立代28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※「水通し」はお仕立て前に生地の糊を落とすために必要な工程です。
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