商品番号:1531440
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
絹糸ふっくらと…
華やぎの美しい緯織使い。
西陣の名門、藤原より
丁寧に創作した紹巴織九寸帯をご紹介いたします。
納得の仕上がりは、ひと目で心惹かれる素敵なお品。
一重太鼓でも少しきちんとした印象を演出したいときにも重宝いたします。
最近では、西陣の九寸帯でここまでのクラスはなかなか製作されておらず、
藤原さんも廃業された為、新たなお品はございません。
お目に留まりましたらどうぞお見逃しなくお願いいたします。
【 お色柄 】
紹巴織ならではのしなやかな風合いの帯地は、
穏やかな柴染色で織りなして。
艷やかな金糸と、淡く優しい彩りの絹糸を用いて、
葡萄唐草と笹蔓の模様をあしらいました。
シンプルながらも趣深い面持ち。
艷やかな金糸の輝きが上品な印象の面持ちです。
お手にしていただいたときに、さらにその魅力を強く感じていただけることでしょう。
付下げ、色無地、小紋などとのコーディネートでご活用くださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 藤原について 】
西陣織工業組合所属時の
西陣織工業組合証紙はNo.107
※2021年廃業。
菱形に「藤」の文字のロゴを使用。
嘉永年間創業の西陣の老舗機屋。
は主に礼装用の唐織や引き箔、駒箔の格調ある文様の
振袖や留袖用の礼装袋帯の制作を得意とする。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約3.6m
六通柄
※ガード加工済み
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、お付き添い、音楽鑑賞、観劇、お食事会、お茶席など
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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