商品番号:1531093
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
おしゃれ帯の名門【 渡文 】の、
落ち着いた彩りで味わい深いお柄を織り上げた
素材感ゆたかな紬八寸名古屋帯のご紹介です。
お太鼓などの柄箇所に綴れ組織を用いて、
隙間をわざとあけた変わり織によるお品で、
小紋や織のお着物とのコーディネートで
カジュアルシーンに重宝していただける事でしょう。
【 お色柄 】
薄手ながらざっくりとした地風のアイボリー、
苦色(にがいろ:わずかに緑みがかかった、
サンドベージュ系のお色)、紅鳶、老緑などの
濃淡の間道が織りだされた紬地をベースに、くすんだ
アースカラーの彩りで五つ玉のようなデザインが
織りだされております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 渡文について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.37
1906年(明治39年)創業
創業者・渡邉文七が15歳で西陣機屋に丁稚奉公の後、
20歳代半ばで独立、徐々に手織機、力織機の稼動を増やし、
今の地位を築き上げた。
「創造性あるもの作り」を理念に、
結びやすい帯を織り続けている。
有職文様の格調高い形式美の意匠「名物裂」、
真夏以外1年を通して使用できる手織の
「波衣(なみごろも)」、1本糊の技法を用いて
製織された、軽くてシワになりにくい
「纐纈(こうけつ)ST」などのシリーズがある。
【 沿革 】
1882年 創業者渡邉文七 京都府北桑田郡知井村に生まれる。
幼少にして父と死別。15歳で京都に出て、
西陣「山下槌之助機業店」に丁稚として奉公する。
文七は帯作りの修行に励み、その非凡な才能と努力を
認められ番頭に昇進。
1906年 独立を決意、山下家から別家を許され
「渡邉文七機業店」を創業。
1914年 手機20台を稼働させ紹紦、肩裏、絽丸帯などを製織
経営の基盤を固める。
1922年 力繊機を導入、広巾で織り上げた帯地を2つに裁断して、
単帯として売り出して好評をはくした。
1936年 手機100台、力織機10台をもって操業する西陣の中堅機業に成長。
絹100%
長さ約3.8m(長尺・お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
※手先開き仕立て(お太鼓箇所トンネル仕立て)
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 和のお稽古、芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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