商品番号:1528639
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
キリリと雅やかな本格京友禅の世界…。
京の数々の染匠にも、それぞれに得意の感性があり、
色彩・構図の感覚にこだわりある表現が成されます。
今回ご紹介のお振袖は、染匠の素晴らしきセンスに溢れたもの。
【吉川染匠】の本手描京友禅お振袖…
中でも「ふり口」にまでお柄を込めたハイクラスのお品です。
万人が認める一枚。本髄の京友禅をご覧頂きたく思います。
特別入荷にて、どうぞお見逃しなさいませんよう。
【色・柄】
自然の絹布の優しさと力強ささえ感じる、厳選された丹後の紋綸子地。
紗綾形に草花の地紋がしっかりと艶めき、はんなりと鮮やかながらも
上品さを醸し出す、それだけで上質を感じる心躍る絹地です。
地色は鮮やかな黄色を基調に染めて。
そこに濃い黄色や若草色、桃色を込めた霞ぼかし染めを背景にして、
四季の草花や雪輪模様を大きく描いた、華やぎに溢れる一枚です。
一つ一つに力強い色調、上前の金駒の刺繍が意匠を飾り…
彩り豊かに広がる花々は、京友禅の真髄をあらわしているようです。
地色の発色の素晴らしさはもとより、白く細い本糸目の輪郭線、
金彩加工の重さなど、どれをとっても非のうちどころのない素晴らしい仕上がり。
雑味のない純粋な「日本の美」が魅力溢れるお品です。
染め色はしっかり裏まで通っており、「ふりくち」にも花意匠をあしらいました。
一つ一つの彩りが秀逸。
お着物全体のあしらいも見事に計算し尽された、名門の風格と誇り。
上等なお振袖をお探しの方には、きっとご納得頂ける仕上がりかと思います。
来年、再来年に成人を迎えられるお嬢様方も、
ぜひともよきこしらえをご用意くださいませ!
【 吉川染匠について 】
京友禅の染匠
1897年(明治30年)創業
ボカシ染、絞り友禅併用、友禅の色層、胡粉、
大胆な構図が特色。
ボカシ染では「山暈し」「雲暈し」「霞暈し」を
最も得意とする。
色層の限界へ挑戦、単色は濃度をコントロールしながら、
微妙な濃淡でその色の持つ表現力を最大限に引き出ししている。
また『白』色にこだわり、日本画でも使用される
顔料・貝胡粉を使用。同じ場面で、何度も何度も塗り重ね、
それにより浮き出ているかのような表情を演出している。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たち切り身丈185cm(背より身丈170cmまで) 内巾38cm(裄丈72cmまで)
白生地には、丹後ちりめん紋綸子地を用いております。
◆最適な着用時期 10月~5月(袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 10代~20代
◆着用シーン 初釜などのお茶席、成人式、卒業式、披露宴など
◆あわせる帯 袋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ ふりくち有 ]
解手のし6,050円+※胴裏16,500円~+海外手縫い仕立て代39,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+38,500円(税込)
[ ふりくち無 ]
解手のし6,050円+※胴裏16,500円~+海外手縫い仕立て代39,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+35,200円(税込)
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