商品番号:1530113
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
染織工芸ファン垂涎のお品…。
まずご紹介の叶わない激レアのお品が入荷いたしました。
大城廣四郎氏がご健在の頃、
ご自身の干支の年にわずか12反だけ織り上げられていた幻の着尺、綾織両面着尺。
その本当に希少なお品を復刻致しました。
織り上げたのは大城廣四郎氏のご子息、大城廣四郎織物を率いる大城一夫氏。
この素晴らしいお品を織物ファンのお方にお届けさせていただきます!
名門問屋さんの売出し会にて一際目を引くお品がございました…。
それが今回ご紹介のお品でございます。
自信をもっておすすめさせていただきます。
どうぞこの機会をお見逃しなくお願い致します。
【 色柄 】
今回ご紹介するお品は、ご紹介の機会の少ない
大城廣四郎工房、大城一夫氏の手織の作品、しかも…とんでもなく数のすくない綾織着尺でございます。
廣四郎氏の復刻のお品です。
自然の草木の恵みで染め上げられた深みある色。
こっくりとした深い紺青の絹に、藍色の鎖が連なるような模様が大変美しく綾なされた柄行。
本品は綾織のお品でございます。
組織り点が斜めの方向に連続し、斜線状をなす織り方で、
皆様ご存知の通り、黄八丈で有名ではないでしょうか。
複雑なその織の表情は、こだわりをもって手間暇かけられたからこその美しさ。
非常にシワになりにくく、やや地厚にしっかりと撚りがかかり、あたたかな織物となっております。
綾織特有の豊かな表情が相まって、なんとも味わいを感じさせる仕上がり。
絹の艶感ある光を帯びた生地。
爽やかに、軽やかに…本当に心和むシンプルが魅力的なお着物です
【 大城一夫について 】
沖縄の染織工芸会の巨匠、故・大城廣四郎氏(2003年死去)
のご子息で、日本工芸会正会員。
大城廣四郎氏は戦後の苦難の折、苦労に苦労をかさね、
生きるための手段として機織りを続けられます。
現金収入を得る手段としてはじめた機織り―
それが、南風原で琉球絣を制作するに止まらず、
日本伝統工芸展を通じて「現代の琉球絣」を発表されました。
いつしか人の心に感銘をあたえる域となり、
日本工芸展などで賞を受けるほか、1988年には
労働大臣より現代の名工「卓越技能者」として表彰されました。
大城廣四郎氏が起した織物工房を受け継ぎ、
現在は一夫氏のご子息、大城拓哉氏とともに
親子三代に渡って伝統の技を守りながら、現在の感覚や素材でアレンジした
独特の作風の作品を発表されております。
【 南風原花織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(2017年1月26日指定)
沖縄県伝統工芸品(1998年認定)
沖縄県島尻郡南風原町を中心に生産されている工芸品。
裏表のない「両面浮花織」が主流で、ヤシラミ花織、
クワアンクワアン織り、タッチリーなど、産地独特の
名称があり、多彩な花糸で表現されるその模様は
美しく、図柄に立体感があり華やかな印象。
南風原花織では8枚ほど(多いものは10枚)もの
綜絖を順番に操作、図柄を浮かび上がらせるため
大変複雑で職人の腕が問われる。
喜屋武八織、照屋花織など独自の花織、
浮織の技法を確立している。
南風原花織の染色は、県内で採取される琉球藍、
福木、テカチ染等の植物染料を、化学染料については、
絹は酸性染料、木綿はスレン染料、反応染料、
直接染料が用いられる。
絹:100%
長さ12.8cm 内巾39cm(裄最長約74cm)
沖縄県織物検査済之証、大城廣四郎織物工房のオリジナル証紙がついております。
大城廣四郎織物工房 大城一夫
染色法:藍染
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 趣味のお集まり、芸術鑑賞、観劇、おでかけ、お食事 など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
[ 単 ]
地入れ3,300円+衿裏2,200円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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