商品番号:1524455
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
母から娘へ…
やさしい表情、おだやかなお色使い。
限られたルートでしかお見かけしない
織工房・由の伊敷美千代氏がてがける
【 アヤ乃花織 】の特選九寸名古屋帯のご紹介です。
落ち着いた彩りに、ボリュームのある織表現で
小紋や織のお着物にあわせて、個性を感じさせる
帯姿をお楽しみいただけることでしょう。
【 お色柄 】
薄手でハリのある地風の濃い紫鳶(むらさきとび:
暗く灰がかった赤紫色)の濃淡の杢の紬地に、
梔子、檸檬、柳、抹茶、白鼠、藍鼠、黝色(ゆうしょく:
青みを帯びた墨色)、鳶茶、焦茶などの彩りの糸使いで
菱と渦巻きを組み合わせたような花織による浮文が
大胆に織りだされております。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたので着用跡やたたみジワはございますが、
ご着用の際に気になるような汚れはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ!
【 アヤ乃花織について 】
南風原町照屋の大城ヨシ子、當山アヤ乃、
伊敷美千代が運営している織工房「由(ゆい)」で
製織されているオリジナルの花織。
當山アヤ乃は伝統工芸士である母・大城ヨシ子の
仕事を間近に見、県工芸技術支援センターでの
研修をきっかけに染織の世界へ足を踏み入れた。
現在は姉の伊敷美千代と共に絣や花織の
かりゆしウエアの開発なども手掛け、
大城ヨシ子の後継者として活躍している。
【 南風原花織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(2017年1月26日指定)
沖縄県伝統工芸品(1998年認定)
沖縄県島尻郡南風原町を中心に生産されている工芸品。
裏表のない「両面浮花織」が主流で、ヤシラミ花織、
クワアンクワアン織り、タッチリーなど、産地独特の
名称があり、多彩な花糸で表現されるその模様は
美しく、図柄に立体感があり華やかな印象。
南風原花織では8枚ほど(多いものは10枚)もの
綜絖を順番に操作、図柄を浮かび上がらせるため
大変複雑で職人の腕が問われる。
喜屋武八織、照屋花織など独自の花織、
浮織の技法を確立している。
南風原花織の染色は、県内で採取される琉球藍、
福木、テカチ染等の植物染料を、化学染料については、
絹は酸性染料、木綿はスレン染料、反応染料、
直接染料が用いられる。
絹:100%
長さ:3.64m(お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
【 付属証紙 】
沖縄県伝統工芸品之証
沖縄県織物検査済之証
アヤ乃花織の証紙(生産工房の証紙)
織り手:伊敷美千代
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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