商品番号:1529509
(税込)
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【 仕入れ担当 戸高より 】
長い時の中で多くの名品を生み出してまいりました西陣の中でも
100年以上の歴史を持つ【 今河織物 】。
その中でも数々のお着物ファンを虜にしてきた
【 木屋太(KIYATA) 】ブランド。
袋帯のご紹介となると、これまで何度か御座いますが、
九寸名古屋帯のご紹介となりますと幾ばくも無く…。
西陣で受け継がれてきた伝統の技法。
しなやかさに優れ、程よいコシを持ち
「また着たい」と思わせる着心地の良さ。
経糸の本数を増やし、密度を上げることで生まれる色彩の陰影。
都会的なセンスでお出掛けやお食事会の際には
ワクワクを高めてくれる豊富なデザイン。
糸染めから製織まで、同じ京都市内で行うからこそできる
匠の連携でございます。
洋装ではなく、あえてお着物を選ぶ方へ
和姿の中に「洋」の風合いを溶け込ませ、
洗練されたモダンカジュアルをお楽しみいただけます。
日常よく着物を着られる通の方に本当に人気がございます。
どうぞお見逃しなくお願い致します!
【 お色柄 】
銘[ 名宝裂 ]
今回は経錦の技法にて織り上げられた
表情豊かな九寸名古屋帯でございます。
さらり、しなやかでいながら、
しっかりと密に織り出された江戸茶色の帯地。
味わい深い橙のようなお色でございます。
全通に渡り、[ 名宝裂 ]と
銘打たれた意匠を施しました。
モダンな風合いで経に絣が並ぶ華の文様。
表情も良きことながら、
その卓越されたセンスを窺い知ることができます。
丁寧な織と絶妙な色彩が見事に調和した一条といえるでしょう。
モダンな配色のコントラストが
飽きのこないおしゃれな帯姿を演出してくれます。
色無地や小紋、織のお着物とのコーディネートで。
ひと味違う和姿を。
【 木屋太(今河織物)について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.2011
1912年(明治45年)創業
今河興三吉が御召屋として創業
1980年頃から御召や紬に似合うようにと
製織を始めた帯を『木屋太』と名付けたところ
好評を得て後に屋号となる。
独自の織組織による、色や柄の豊富な風通織、
ふくれ織から金銀糸を使用した御召帯、
軽く締めやすい経錦の八寸などを展開している。
帯に用いられる経糸(たていと)は一般的には
2000本程度であるが、木屋太では約5000本使用。
日常的に着物や帯が使われることを想定して
製織されており、世界の様々な布やモチーフ、
意匠をアレンジしながら、和姿に調和するよう、
調整された絶妙な配色と構図で木屋太の
世界観が織り上げられている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
柄付け:全通柄
おすすめの帯芯:綿芯「松」
◆最適な着用時期 9月上旬~翌年6月下旬の袷・単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出掛け、ご旅行、お茶会、和のお稽古など
◆あわせる着物 色無地、小紋、織りのお着物など
★名古屋仕立て(税込9,350円※綿芯「松」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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