商品番号:1527424
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
織りに心を込めて…
織工房「由」による
本場琉球南風原花織着尺をご紹介いたします。
こつこつと少量ながらも丁寧に織り上げられている工房さんの御品。
帯は何点かご紹介の実績がございますが
お着物となると本当にごく僅か…
花織技術者である母に師事した二人の娘によって開かれたのが、織工房「由」。
伊敷美千代さんは、そのお姉さんにあたられます。
まだ若い、また女性ならではの新しい感性…
それは、決して軽くない歴史と伝統を背負った南風原花織に、
明るく軽やかなメロディをそっと運んでくれるかのようです。
伝統をふまえつつ、新しさを吹き込んで。
優しさに満ちた、素晴らしいひと品をじっくりとご覧くださいませ。
【 お色柄 】
さらりと軽やかな絹布。
落ち着きのある白藤色と墨色で棒縞を綾なし、
細やかな花織を込めて織りなしました。
織物らしい柔らかみを…
心にじっくりと感じていただけることでしょう。
無地や格子などさりげなく着られるお着物を楽しまれている方にも、
昔ながらの伝統表現を楽しむとともに時代にあった感性で着こなせる帯として、ぜひお手に取っていただきたいお品です。
美しい織りの一品。
どうぞお見逃しなさいませんようお願いします。
【 南風原花織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(2017年1月26日指定)
沖縄県伝統工芸品(1998年認定)
沖縄県島尻郡南風原町を中心に生産されている工芸品。
裏表のない「両面浮花織」が主流で、ヤシラミ花織、
クワアンクワアン織り、タッチリーなど、産地独特の
名称があり、多彩な花糸で表現されるその模様は
美しく、図柄に立体感があり華やかな印象。
南風原花織では8枚ほど(多いものは10枚)もの
綜絖を順番に操作、図柄を浮かび上がらせるため
大変複雑で職人の腕が問われる。
喜屋武八織、照屋花織など独自の花織、
浮織の技法を確立している。
南風原花織の染色は、県内で採取される琉球藍、
福木、テカチ染等の植物染料を、化学染料については、
絹は酸性染料、木綿はスレン染料、反応染料、
直接染料が用いられる。
絹100%
長さ約13m 内巾38.5cm (最長裄丈約73cmまで 最長袖巾肩巾36.5cmまで)
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、芸術鑑賞、お出かけ、お食事など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
[ 単 ]
地入れ3,300円+衿裏2,200円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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