商品番号:1522167
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
際立つ白…
見事な意匠に浮かぶ純白。
西陣の名門『となみ織物』より、京焼の家元で
千家の正統的な茶道具を制作する千家十職の一家
『永楽善五郎』の工芸品の世界を帯に表現した
『永楽善五郎好み』と題されたシリーズの袋帯のご紹介です。
金糸がしっかりと用いられたお品で、訪問着や付下、
紋付き色無地などのフォーマルのお着物にあわせて
印象的な帯姿をお楽しみいただける事でしょう。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
しっかりと密な織味に、しなやかな手触り。
ハリを感じさせる帯地は墨色を基調に…
お柄には金銀糸の艶めき豊かに流水文に白菊の意匠が表されました。
一目で印象的なその表情。
自然とにじみ出てくるような風格に彩りを持たせた優美なシルエット…
優しくも印象的に、くっきりと浮かび上がらせる織技術はまさに圧巻。
白菊には「真実」「誠実な心」といった意味があり
古くからお柄はもちろん結婚式などにも用いられる花でもあります。
どうぞ幅広く、大人の女性ならではの高い趣味性を演出してくれることでしょう。
茶道に携わる方々はもちろんのこと、芸術やきものを愛するすべての方々に…
悠久のときを超えて、いつまでも変わらぬ美しさをお届けします。
名匠の、確かな一条。
どうぞお見逃しございませんようにお願いいたします!
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 となみ織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.452
1919年(大正8年)創業
嘉永3年(1850年)、初代礪波宗介が富山県砺波より
組紐師として入洛し創業。後、京都御所の御用となり、
組紐屋から織物へ発展、現在では西陣有数の
帯メーカーのひとつとなった。
日本の伝統産業を担うものとしての責任と誇りを持ち、
時代の新しい美しさを追求したモノづくりを続けている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属系繊維除く)
長さ約4.4m
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、パーティー、お食事会、芸術鑑賞など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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