商品番号:1522077
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
初代宗介の意匠を織に…
西陣名門『となみ織物』より高雅な意匠にて
華やぎに満ちた袋帯をご紹介致します。
見れば見るほどに引き込まれてゆくこの存在感。
問屋さんの長期在庫品をB反としてお値打ちに入荷致しました。
感性豊かなとなみの世界観を、
どうぞお手元でご堪能下さいませ。
【 お色柄 】
しっかりと密な織味に、しなやかな手触り。
紹巴織ならではのハリコシがあり、抜群の結びやすさを予感させます。
地色は温かみのある玉蜀黍色に全体に箔が織りなされ
お柄には実に細やかに表現された波に揺られる宝船。
豪華な意匠でありながら品よくまとめられ
ふんだんに用いられた箔糸を惹き立てる色糸使い…
はっと目を釘付けにする、その意匠の印象。
これだけの織表現、どこの機屋さんにでもできるという技ではございません。
織に精通する名門だからこそなしえたこの風格。
悠久のときを超えて、いつまでも変わらぬ美しさをご堪能いただけます。
【 となみ織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.452
1919年(大正8年)創業
嘉永3年(1850年)、初代礪波宗介が富山県砺波より
組紐師として入洛し創業。後、京都御所の御用となり、
組紐屋から織物へ発展、現在では西陣有数の
帯メーカーのひとつとなった。
日本の伝統産業を担うものとしての責任と誇りを持ち、
時代の新しい美しさを追求したモノづくりを続けている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.452 となみ織物謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、パーティーなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、格の高い小紋など
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