商品番号:1461185
(税込)
【仕入れ担当竹中より】
美しき西陣の誇る傑作品を数々製作する、名門【龍村美術織物】。
本物を愛すお方に、自信を持ってお勧めいたします。
贅沢に箔糸を使用した フォーマルシーンに
映える一条 ぜひご検討くださいませ
【商品の状態】
リサイクル中古品として仕入れてまいりました。
中無地にごくうっすらと締め跡がございますが美品です。
【お色柄】
極しなやかに、しっかりとした厚み。
その手触りだけでも、どれほどの表現のこだわりがあるか、
感じられずにはいられません。
工芸品と言っても過言ではない一品をご紹介いたします。
まず、間違いのない老舗処。
お手にとっていただければきっとおわかりいただけることと思います。
重厚感あるしっかりとした帯地、緻密な織技法、
その風合いだけでもただならぬ風格を漂わせます。
【 一重蔓牡丹錦 】と銘打たれたお品。
つるりとなめらかな手触りの清らかな
ワイン紫の錦地。
その地にたっぷりの色糸と金の箔糸を織り込みながら、
自由闊達な動きをみせる牡丹唐草の意匠が表されました。
橙、青緑や薄黄緑など龍村独特のいろどりのコントラスト。
箔の煌きも印象的で比類なき華麗な帯姿を演出してくれるひと品です。
彫り物のような奥行感、独特の色彩、しっかりとした打ち込み。
ひと目で龍村の帯とわかる迫力の中に、格調高い気品が感じられます。
もちろんのこと、裏表継ぎ目のない本袋で織り上げられています。
黒留袖、色留袖、訪問着、色無地などに最高の帯姿を演出するだけでなく、
この上ない華やぎを添えてくれることでしょう。
高級お振袖にもぜひとも合わせていただきたい逸品。
龍村流の古典文様の美をご堪能下さい。
ここまでの格調をかもしだす作品は龍村以外にはなかなかございません。
独特の緻密で大胆な、歴史に残る卓抜した芸術美は本当に見事です。
終生ご愛顧いただける作品として、どうぞ大切にお締めくださいませ。
どのような場でも自信をもってお召しいただけることと存じます。
ぜひこの機会に、最高級のお品を…
その織り口とともに、お手元にて永く永くご愛用いただきたく存じます。
どうかお見逃しなくお願いいたします。
【 龍村美術織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.644
1894(明治27)年創業
初代龍村平蔵氏より連綿と受け継がれた、「独創」
「復元」「美的感覚」の三要素を帯づくりの
基本精神に据え、古代織物の研究と復元を基盤に
美術織物という新しい分野を確立した。
帯に始まり、小物やタペストリー、緞帳など
その製織品は多岐にわたる。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
■お仕立て上がり・中古美品
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約4.35m
龍村美術織物謹製
六通柄
◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 成人式、結婚式、披露宴、入卒式、パーティー、初釜など
◆あわせる着物 振袖、黒留袖、色留袖、訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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