商品番号:1512798
(税込)
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【 仕入れ担当 竹中より 】
素朴な風合いが魅力的な
【 読谷村花織(ゆんたんざはなうい)】の
特選手織り九寸名古屋帯をご紹介いたします。
織りの心がきらめくように、豊かな風土が育んだやわらかな表情を、
大人の落ち着きを感じさせる意匠性をお届けいたします。
お目に留まりましたらお見逃しなきようお願いいたします。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 お色柄 】
独特の節感やわらかな紬地は、渋みのある利休茶色。
段状の絣模様を背景に、温かみのある落ち着いた色彩で
ふっくらとした手花花織の模様を織りなして。
民芸味をただよわせながらも、都会的な洗練が感じられ、
実に穏やかに美しい情感に満ち満ちております。
花織で表された模様がなんとも味わい深く、かつモダンに…
織りの確かさもさることながら、
お柄同士の組み合わせにより、
崩したような意匠のデザインセンスの良さには目をみはるものがございます。
美しく変わる彩り美しく…
琉球の祈りの宝を、どうぞ大切に大切にお召しくださいませ。
【 読谷山花織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
沖縄県指定無形文化財
沖縄県中頭郡読谷村で作られている織物
明治時代の中頃から時代の波に押され一時衰退、
沖縄戦争後は一度絶滅寸前まで追い込まれたが、
1964年に読谷村の情熱ある有志によって約90年ぶりに
復活を遂げた。
織り地に先染めされた糸で、細かな点と
線による幾何学模様が織りだされている。
素材は絹糸もしくは綿糸を用い、染料は琉球藍や
福木(ふくぎ)、蘇芳などが主流。
模様を表すのに花綜絖を用いる「経浮(たてうき)花織」
「緯浮(よこうき)花織」と「手(てぃ)花織」がある。
伝統的な読谷山花織は琉球藍で染められた紺地に
赤や黄、白色などで花模様が織りだされており、
文様のそれぞれに、
『ジンバナ(銭花):お金に困らないように』、
『カジマヤー(風車):長寿の願い』、
『オージバナ(扇花):子孫繁栄の願い』
の意味を持つ、3つの文様を基本とし、それらの文様を
少しずつ崩すことで、多種多様な模様が織り込まれる。
大変手間がかかるため、琉球王朝時代には王族と読谷村の
庶民のみしか着用が許されなかった貴重な織物である。
また、読谷山ミンサーは「グーシ花織」とも呼ばれ、
綿糸を用いた細帯で、模様を表すのに紋棒又は花綜絖を
用いて織りあげられる。
絹100%
3.95m
柄付け:お太鼓柄
【 付属証紙 】
経済大臣指定伝統的工芸品
沖縄県伝統工芸品之証
沖縄県織物検査済之証
読谷山花織事業協同組合の証紙
製織:長浜みゆき
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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