【久呂田明功（くろだめいこう）】 （仕立て上がり・中古品） 特選真糊本糸目東京友禅九寸名古屋帯 「辻が花」 ☆心に迫る意匠。女流作家の秀逸作。

【仕入れ担当　竹中より】
皆様ご存知、
染色家・久呂田明功（くろだ めいこう）さんの
特選名古屋帯を仕入れて参りました。

染帯としては最高ランクの逸品。
大変お値打ちにご紹介させていただきます。
どうぞこの機会をお見逃しなくお願い致します。


【商品の状態】
仕立て上がりの中古品として仕入れてまいりました。
着用シワがほとんど残っておりませんが
たれ先付近　結びかたで隠せる箇所に
画像のような染め難がございます

※矢印の巾は1cmです。
その他特に気になる難や汚れなどがございません。
おおむね美品でございます。


【お色柄】
ふっくらと豊かなシボ感のちりめん地は、
富貴でありながらやわらかな手触りで、
意匠の優しさをふくよかに引き立てるよう…
地色はこっくりと深い紅鳶色を基調にして。

意匠にはろうけつ染めを駆使して絞りを
駆使して　桐花や辻が花模様を
なんとも味わいたっぷるに描き浮かべました


図案・色彩・センスは、ひと目で久呂田氏のものとわかる、
見る人の目に飛び込むインパクトと
柔らかさとを合わせ持った作品に仕上がっております。

どうぞ本物の味わいをご堪能くださいませ。
末永くご愛用いただければと願っております。


【商品の状態】
仕立て上がりの中古品として仕入れてまいりました。
着用シワがほとんど残っておりません。
その他特に気になる難や汚れなどがございません。
おおむね美品でございます。


【久呂田明功について】
先代・久呂田氏は、昭和に活躍された浦野理一氏の流れを汲み、
独特の意匠と都会的なセンスによって、
友禅や絞り染による力強い作品を生み出されました。

現在は娘さんがその名を受け継がれ、
二代目・久呂田明功として、完成度の高い仕事はそのままに、
現代的かつ女性らしい感性も加えられた美しい作品で人気を博しています。

久呂田明功氏は、1942年、東京日本橋にて
故・黒田明功（久呂田主宰）氏の二女として誕生されました。

都立高校を卒業後、
デザイン関係を学びながら先代の下で現業を習得。

1997年、先代の父亡き後、
屋号を久呂田より工房久呂田明功とし、
先代が残した辻ヶ花染めや、
真糊による友禅染めの技術を継承すると同時に、
新しい技術・デザインにも挑戦し、久呂田氏らしい、
見る人にインパクトを与える力強い作風で製作を続けていらっしゃいます。

久呂田時代より「全国小紋友禅染色競技会」に出品し、
何度も表彰を受け、
特に最近は連続して経済産業省製造産業局長賞をはじめ、
高位の表彰を受けられています。

≪作者受賞暦・沿革≫
全国小紋友禅染色競技会
57回経済産業省製造産業局長賞
58回京都織物卸商業組合賞
59回浜縮緬工業協同組合賞　　
60回経済産業省製造産業局長賞

バイヤー
竹中 浩一

090-4761-5225

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。