商品番号:1503963
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
もはや、お目にかかれるだけでも貴重なお品…
見れば見るほど惹きこまれるその空間…
人間国宝、故・森口華弘氏が手掛けた綴れ地素描八寸帯をご紹介いたします。
明治、大正、昭和から平成にかけて…
数多くの染色作家の中でも抜きん出たその表現力。
その類まれなる才能ゆえに、57歳という若さで得た『人間国宝』の称号。
友禅ファンの方ならばご存知かと思います。
森口華弘先生のファンでいらっしゃるお方、
美術コレクターのお方へお譲りさせていただきます。
【 お色柄 】
独自の「蒔糊(まきのり)」の技術を創成し、
昭和42年(1967)、57歳の若さで国の重要無形文化財保持者に
認定された華弘氏。
今回ご紹介のお品は、蒔糊の技法は用いられておりませんが、
手描きの友禅にて染め描き出されたお品でございます。
しっかりと張りのある、淑やかな抹茶色の綴れ地。
その地に筆致豊かな金彩を用いた手描き友禅で、
楓が染あしらわれております。
用いられている色彩はごく僅か。
にもかかわらず、これほどまでに印象的に感じられるのは、氏の色彩感覚の為せる技でございましょう。
帯姿にしたときの計算された美しさをかもしだす構図。
どなたもが思わず振り返る、心惹き付ける魅力がございます。
帯という枠を越えた、芸術作品。
世代を越え、受け継いでいただきたい…
人間国宝の技をご堪能くださいませ。
華弘氏のファンの方、コレクションのお一つとして…
お手元で末永くご愛用頂けましたら幸いでございます。
【 状態について 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 森口華弘(重要無形文化財保持者)について 】
本名:森口平七郎
【 生年・認定年・享年 】
1909年(明治42年)12月10日生
1967年(昭和42年)重要無形文化財「友禅」の保持者に認定
2008年(平成20年)2月20日没 98歳
母の従兄である坂田徳三郎の紹介で
友禅師・三代中川華邨に師事し、華邨の紹介で
疋田芳沼に就いて日本画を学ぶ。
※『華弘』の名は師の華邨の作風を広めるという
意味を込めて坂田徳三郎により名付けられた
雅号「華弘」を用いるようになったため
華弘の代表的な技法である「蒔糊(まきのり)」は、
東京国立博物館で目にした江戸時代の撒糊技法が施された
小袖と漆蒔絵の梨子地を元に、江戸時代より伝わる
撒糊技法と漆芸の蒔絵技法を組み合わせる事で着想を得た。
【 経歴 】
1909年 滋賀県野洲郡守山町に生まれる
1924年 中川華邨に友禅を、疋田芳沼に日本画を学ぶ
1939年 1月 京都市中京区衣棚小路に工房を構え独立
1955年 第二回日本伝統工芸展 朝日新聞社賞受賞
1956年 第三回日本伝統工芸展 文化財保護委員会会長賞受賞
1958年 第一回個展開催(東京・以後毎年開催)
1967年 重要無形文化財「友禅」保持者に認定される
1971年 紫綬褒章受章
1974年 京都市文化功労賞受賞
1976年 「友禅-森口華弘撰集」(求龍堂)刊行
1980年 「森口華弘五十年展」
(東京・京都 日本経済新聞社主催)開催
1982年 勲四等旭日小綬章受章
1985年 「友禅・人間国宝 森口華弘展」
(石川県美術館 北陸中日新聞社主催)開催
1986年 「現代染織の美 森口華弘・宗廣力三・志村ふくみ展」
(東京国立近代美術館 日本経済新聞社主催)開催
1987年 「人間国宝・友禅の技 森口華弘展」
(滋賀県立近代美術館 朝日新聞社主催)開催
1994年 京都府文化特別功労賞受賞
1998年 滋賀県守山市の名誉市民第一号の称号を受ける
友禅の伝承・振興でポーラ伝統文化賞受賞
日本工芸会正会員 参与就任
2008年 2月20日 永眠
【 森口華弘(重要無形文化財保持者)について 】
本名:森口平七郎
【 生年・認定年・享年 】
1909年(明治42年)12月10日生
1967年(昭和42年)重要無形文化財「友禅」の保持者に認定
2008年(平成20年)2月20日没 98歳
母の従兄である坂田徳三郎の紹介で
友禅師・三代中川華邨に師事し、華邨の紹介で
疋田芳沼に就いて日本画を学ぶ。
※『華弘』の名は師の華邨の作風を広めるという
意味を込めて坂田徳三郎により名付けられた
雅号「華弘」を用いるようになったため
華弘の代表的な技法である「蒔糊(まきのり)」は、
東京国立博物館で目にした江戸時代の撒糊技法が施された
小袖と漆蒔絵の梨子地を元に、江戸時代より伝わる
撒糊技法と漆芸の蒔絵技法を組み合わせる事で着想を得た。
【 経歴 】
1909年 滋賀県野洲郡守山町に生まれる
1924年 中川華邨に友禅を、疋田芳沼に日本画を学ぶ
1939年 1月 京都市中京区衣棚小路に工房を構え独立
1955年 第二回日本伝統工芸展 朝日新聞社賞受賞
1956年 第三回日本伝統工芸展 文化財保護委員会会長賞受賞
1958年 第一回個展開催(東京・以後毎年開催)
1967年 重要無形文化財「友禅」保持者に認定される
1971年 紫綬褒章受章
1974年 京都市文化功労賞受賞
1976年 「友禅-森口華弘撰集」(求龍堂)刊行
1980年 「森口華弘五十年展」
(東京・京都 日本経済新聞社主催)開催
1982年 勲四等旭日小綬章受章
1985年 「友禅・人間国宝 森口華弘展」
(石川県美術館 北陸中日新聞社主催)開催
1986年 「現代染織の美 森口華弘・宗廣力三・志村ふくみ展」
(東京国立近代美術館 日本経済新聞社主催)開催
1987年 「人間国宝・友禅の技 森口華弘展」
(滋賀県立近代美術館 朝日新聞社主催)開催
1994年 京都府文化特別功労賞受賞
1998年 滋賀県守山市の名誉市民第一号の称号を受ける
友禅の伝承・振興でポーラ伝統文化賞受賞
日本工芸会正会員 参与就任
2008年 2月20日 永眠
絹100%
長さ約3.6m
お太鼓柄
※開き仕立て
三越扱い品
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、お付き添い、お出かけ、カジュアルパーティーなど
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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