商品番号:1499776
(税込)
【仕入担当 竹中より】
キモノ通の方や、お茶をされている方ならご存知のことでしょう。
二つ並ぶ たつのおとしごのマーク。
名物裂の復元をライフワークとする匠の印です。
名物裂のほかの織物は一切創られないこだわりから、各
地方呉服屋さんにおいて個展などが多く、一般にあまりでまわらない機屋さんです。
その機屋さんのこだわりの夏帯のご紹介です!
【お色柄】
しゃり感ある涼やかな紗目に織り出された
さわやかな印象の白緑、白グレー、アイボリーの間道模様。
浮かびがるのは名物裂 牡丹に蝶の趣ある柄行。
全通であらわされた趣あふれる意匠美がその透け感ある地風にとけこみ
上品で気品漂う帯姿をお楽しみいただける仕上がりとなっています。
おしゃれな後姿のコレクションにぜひ一点お加えください。
お茶席はもちろん 色無地、付け下げ、御召などに幅広く
夏の装いコーディネートをお楽しみ頂けます。
どうぞお見逃しなく!
【 あらいそ(旧:名物裂)について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.1087
名物裂の復元を手掛ける。
当時の織味そのままに復元することにこだわり、
その味わいを今に表現した帯や小物、茶道具など
多岐に渡り製作。帯のタレ先にあたる箇所に
2つ並んだタツノオトシゴのマークが織り込まれている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100% 金銀糸のぞく 長さ3.7m
京都西陣織物工業組合証紙No1087 名物裂謹製
◆最適な着用時期 盛夏7-8月
◆店長おすすめ着用年齢 お好みがあえばおいくつでも
◆着用シーン 茶席 食事会 女子会 街歩き 観劇 行楽 小旅行
◆あわせる着物 色無地 付下 小紋 お召
★名古屋仕立て(税込10,450円※夏用綿芯代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※夏用綿芯代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※夏用綿芯代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+2,750円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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