商品番号:1444728
(税込)
皆様ご存知の西陣の名門、都(みやこ)。
高級帯で名を馳せる老舗より…
<手おり櫛織>の絽綴れ八寸名古屋帯をご紹介いたします。
【仕入れ担当 吉岡より】
スッキリとした清雅な彩りと、涼やかでハリのある風合い。
そして重宝間違いなしの古典柄に惹かれて仕入れて参りました!
夏の小紋や織のおきものに合わせて、
お洒落な帯姿を存分にお楽しみいただきたく存じます。
夏の和姿に夏の風物詩、涼やかな一条を…
どうぞこの機会をお見逃しなくお願いいたします。
【色・柄】
今回ご紹介のお品は贅沢にも絽綴れにて地を織り上げ、
櫛織にて意匠を表現した逸品です。
淡い若芽色の絽地に艷やかな金銀糸も用いて
「色紙取」と銘打たれた草花柄を織り成しました。
白い波を背景に浮かぶ、彩り豊かな桐や菊…
丁寧な手織りで表現された、古典的な構図の模様が
大人の女性の後姿を美しく、そして涼やかに飾ってくれるひと品です。
【櫛織(くしおり)について】
織物は基本、経糸(たていと)をはって緯糸(よこいと)を往復させ、
筬(おさ)で打ち込むことによって織り上げられていきます。偏に『織り』
と申しましてもさまざま。結城紬は筬の変わりに篦(へら)で打ち込み、
櫛織は「筬」、「篦」の変わりに「櫛」を用いて、手で緯糸を打ち込んでいきます。
【 西陣 都(みやこ)について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.385
1939年(昭和14年)創業
手がける帯はフォーマル帯はもちろん、
身に着ける人の魅力を際立たせるお洒落もの、
涼やかな夏帯、カジュアルな日常着と幅は広く、
「どんなシーンでも、自分らしい着こなしが
愉しい織物を創り続ける」をモットーに
ものづくりをされている機屋。
1945年にはつづれ織のジャガード化に成功
西陣で初めて紋紙を使用した生地の紋綴八寸を
主力に、絽綴八寸、まりま綴八寸を開発。
1960年(昭和35年)頃より紬袋なごや帯を開発、
西陣の袋なごや帯の老舗として名声得た後、
カジュアルを中心としたものづくりから、錦袋帯等に
比重を置き、唐俑箔や四季彩などの人気ブランド
シリーズを展開した。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ約3.6~3.7m(お仕立て上がり時)
◆最適な着用時期 7月~8月(盛夏)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 街着、行楽、お食事会など。
◆あわせる着物 夏の小紋、色無地、御召、紬
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