【22日8時迄】【奥順】謹製 【本場結城紬】 アンサンブル 高機手織・手紡ぎ ※広幅 「杢無地 褐返色」 憧れの本結城! 男物としても!

商品番号:1508649

通常価格 ¥580,000

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【 仕入れ担当 中村より 】
織物ファンの憧れ、本場結城紬。

この質感、この風情…
ふっくら、軽やかでやわらかく…
見るほどにそのぬくもり伝わる、織りの逸品、本場結城紬をご紹介いたします!
シンプルな面持ちは、はやりすたりも無く、大変着回しのきく一品でございます!

ご自身でアンサンブルにされるのもよし、
ご友人とお揃いのお着物に誂えることも可能かと存じます。
さらには広幅のお品。
高級な男物をお探しの方へも…。
この機会をお見逃しなくお願い致します!
お目にとまりましたら是非ご検討くださいませ!


【 お色柄 】
柔らかな節を浮かばせた素朴な表情。
褐返色の紬糸で杢無地を織り上げたシンプルな一枚。

現代の感覚にも良く合う、洗練されたムード。
都会的にも、民芸的にも、
帯あわせ次第でいかようにも着こなしていただけることでしょう。

無地紬をお探しの方にとっては最高級品と言える一枚。
終生の友としての装いをお楽しみいただけます。

三代お召しになって味が出るといわれるのも納得のいく素晴らしい地風は、
丁寧に紡いだ上質な真綿を使用しておりますので、本当にしなやかです。
地入れをして、ほどよく糊が抜けますと、驚くほど軽くふっくらとした風合いになります。

職人さんの根気が伝わってくる確かな織物という美術工芸品。
一流の手仕事の美しさを末長く愛でていただける方にお届けいたします。
洗い張り、仕立て直しを繰り返して、母から娘へと世代を超えて、
末長くご愛顧いただきたい逸品でございます。

どうぞ、この風合いを!
お手元でご愛用いただけましたら幸いでございます!


【 本場結城紬について 】
お着物をお召しになる方が一度はそう願う「本結城」。
大島が紬の女王なら、結城はまさに紬の王様!
ファン憧れのお品でございます。

本結城の検査組合に加盟しておりますのは、たったの11軒…
触れて分かる、紛れもない「本物」の本結城の風合い。
じっくりとご堪能いただきたく存じます。

糸づくりでは、蚕の繭からつくられた袋真綿を「つくし」と呼ばれる
台にからませ、この一端より職人が指先の魔術で糸を引き出します。
右手の指で内側へ糸を捻り、さらに左手で捻り戻しをいたしますので、
糸自体は平糸になって撚りがかかっておりません。これが着れば着るほど風合いの良くなる結城紬の秘密です。

平成17年6月3日、本場結城紬のラベルが新ラベルに生まれ変わりました。
現在「本場結城紬」に指定されるものは、以下の4つでございます。

(1)本場結城紬・平織り「地機」
(2)本場結城紬・縮織り「地機」
(3)本場結城紬・平織り「高機」(絣もの以外の無地と縞、格子のみ)
(4)本場結城紬・縮織り「高機」(絣もの以外の無地と縞、格子のみ)


■「産地地入れ」をおすすめいたします。
「フノリ」が用いられている他の産地の紬と異なり、
「うどん粉(小麦粉)」が用いられております。
それをきちんと取り除くことが、真綿ならではの風合いを出す一番の秘訣。
結城の産地にて、その一反一反を見極めながら、
職人さんが微調整しつつ進める地入れ(=湯通し)が必要不可欠。
産地に戻しての地入れは、ドラム缶約一本のお湯を用いて行われます。
(※19,800円税込・地入れ期間2週間~にて承ります。)


【 結城紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1977年3月30日指定)
平織と縮織が茨城県無形文化財に指定(※1953年)
文部科学大臣指定重要無形文化財総合指定(1956年)
ユネスコ無形文化遺産への登録認定(2010年)

茨城県・栃木県を主な生産とする絹織物

茨城県西部の結城市と隣接する栃木県
小山市などで製織されている。
結城郡の旧石下町(現・常総市)にも
「いしげ結城紬」があり、手織のほか機械織
(力職機)による製織、糸も真綿手つむぎ糸、
石下の手紡糸、撚糸工場の強撚糸など様々である。

平織と縮織の2種類があり、現在の結城紬は
撚りのない糸を経と緯に使用する平織が主流で、
全体の約97%を占めるが、かつては横糸に
強撚糸を使い表面がちりめん状に仕上げられた
縮織が主流であった。

戦後昭和中期頃は縮織が結城紬全体の
約9割を占めていた。

元来は堅くて丈夫な織物であったが、絣の
精緻化に伴い糸が細くなってきたため、
現在は「軽くて柔らかい」と形容されることが多い。

本結城の工程は国の重要無形文化財で
「本場結城紬」は地域団体商標に登録されている。

【 歴史 】
1865年 初めて絣の結城紬が制作される
1873年 ウィーン万国博覧会出品
1953年 平織と縮織が茨城県無形文化財に指定される
1956年 4月24日重要無形文化財指定(平織のみ)
    同時に従事者6名が技術保持者に認定
1961年 結城市を中心とした各市町村により
    財団法人重要無形文化財技術保存会設立
1974年 NHK朝の連続テレビ小説で放映された
    『鳩子の海』で一部結城市が舞台となり、
    結城紬の知名度が高まる。
1976年 技術保持者6名の認定解除
    保持団体の認定に変更
    171名で本場結城紬技術保持会設立
    同会が重要無形文化財「結城紬」の
    保持団体として認定
1977年 3月30日経済産業指定伝統工芸品承認
    結城紬伝統工芸士認
   (この年の認定者は染2名、絣くくり6名、織り6名)
1986年 栃木県伝統工芸品
1988年 茨城県郷土工芸品の指定を受ける
2004年 品質検査の際に重要無形文化財の指定要件を
    満たしていない反物にも「重要無形文化財指定」証票が
    不正交付されていたことが明らかになり文化庁が保存会に
    改善を指導
2005年 6月3日分の検査合格品より全反物が
    「重要無形文化財」表記のない証票へと変更
2010年 ユネスコ無形文化遺産リストに登録。
2014年 小山市市職員「紬織士」の採用制度開始

中村 浩二

バイヤー
中村 浩二

商品・お仕立てのこと、お気軽にご相談ください!
090-7493-2255

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約24m 内巾39cm(最大裄丈74cm)

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、街着、行楽、お食事など

◆あわせる帯 名古屋帯など

お仕立て料金はこちら
[ 紬 ]
地入れ6,050円+※胴裏8,250円~八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
[ 羽織 ]
羽裏11,000円+海外手縫い仕立て29,700円(羽織紐は別途)(全て税込)
※国内手縫い仕立て
[ きもの ]+17,600円(税込)
[ 羽織 ]+12,100円(税込)

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