商品番号:1488573
(税込)
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【仕入れ担当 竹中より】
愛され続ける伝統文様。
催事などでご覧いただいたお方は、
本当にお値打ちに感じていただけることでしょう。
お目に留まりましたらお見逃しなく!
江戸後期の文化期、京都西陣に「菱屋善兵衛」の屋号で創業した【木野織物】。
初代・木野善八氏の跡を継いだ善兵衛氏が、当時西陣で盛業を誇った
「菱屋」に奉公し織物業のイロハから修行、菱屋善兵衛を名乗って「菱善」ののれんをあげました。
当代で八代目を数える、西陣老舗の織元です。
【商品の状態】
中古品として仕入れてまいりました。
中無地に締め跡がございますが柄部分は
おおむね美品でございます。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
【お色・柄】
どなたがご覧になられても、ひと目でよきものとわかる…
打ち込みしっかりとした、それでいてしなやかな織りくち。
品の良いオフホワイトの帯地に、緯度糸をたっぷりと用いて織り描かれた
おしゃれな意匠美。
破れ網代格子を背景に 菊と笹葉のに小葵に花菱などの
柄が染描いたような繊細な織味であらわされました
代々受け継がれてきた技を結集し、忠実に現代に甦らせた作品。
老舗のみが持ちえる確かな品格に、
その織りの美をご堪能下さい。
画面上でどこまでお伝えできるかわかりませんが、
自信と責任をもっておすすめできる、まさに本物と呼ぶにふさわしい作品でございます。
経糸(たていと)に愛を懸
緯糸(よこいと)に情をからます
是非お見逃しないよう、
その魅力を末永く大切にご愛用いただければ幸いでございます。
【 菱屋善兵衛(木野織物)について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.320
1804年(文化元年)創業
「菱屋善兵衛」を屋号とする西陣の老舗機屋。
現在、所蔵する古代裂地を復刻した袋帯を中心に、
西陣お召しなど時代に合った商品を提供している。
尾張国から入洛した木野善八(1806年没)が
初代とされ、現社長である木野善之で八代を数える。
二代目善兵衛が江戸後期に西陣の機業を二分していた
菱屋に入って織物業を習得、独立して菱屋善兵衛を
名乗り、1804年に創業した。
創業当時から帯地の他に相撲の化粧廻しも製織していたが
四代目以降は帯地のみに専心、ジャガード機を導入して
設備を整え、繻珍の丸帯を多く製織していた。
五代になると積極的に各種の帯を手掛け、一時は絽の
丸帯のみを作り、『絽ならば木野』とまで言われた。
大正期の経済恐慌で大きな痛手をおったものの、
1948年に後を継いだ六代目が堅実な経営と良い商品を
安く提供するをモットーにものづくりを続け、八代目の
現在に至る。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約4.45m
耳の縫製:かがり縫い
お柄付け:六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 結婚式、披露宴、式典、パーティー、音楽鑑賞、観劇など
◆合わせるお着物 留袖、訪問着、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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