商品番号:1520183
(税込)
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【 仕入れ担当 戸高より 】
すっかり皇室御用達として多くの方へ認知されている【 河村織物 】ですが、
その歴史を遡ると創業は150年以上も前のこと。
西陣でも織機の帯が増えていく中、敢えて手織りにこだわり、
見事な風合いを醸し出した織屋だからこそ
現代でも安定したクオリティを出せるのだと実感しております。
日本人の美意識を刺激して、寛雅にお背中を飾り付ける一条。
「手織り」という伝統の技にこだわりつづける西陣匠の心意気。
文化財として百年単位の年月を耐用する品質であることを、
また日本の伝統文化としての服飾に最もふさわしい
「本物」の意匠美が備わっていることを証明しております。
ご紹介致しますのはその名門中の名門【 河村織物 】が綾なしました
手織りの紋綴れ八寸名古屋帯にございます。
「綴れ織」と言えば【 河村織物 】の「河村つづれ」と
お着物ファンの方でございましたら誰もがご存じの逸品でございます。
百貨店や専門店での取り扱いが多く、ここまでの良きお品となりますと
なかなかご紹介にあずかる頻度も多くはございません。
こだわり続けた伝統技術の賜物、
さらりとコーディネートいただきやすく、現代的でハイセンス。
人気の高いお品を厳選して、特にセンスに優れた一条を仕入れて参りました。
このひと品をお持ちいただければ間違いございません!
ぜひご検討くださいませ!
【 お色柄 】
紋綴れの八寸名古屋帯。
経糸に工夫を凝らした味わい深いお品のご紹介でございます。
実にしなやか、それでいて確かなハリ、コシのある地風は一越一越、
人の手で丁寧に織り上げられてこその風合い…。
その地は清華な白で、全体は菱花を基調にした七宝の地模様を与えまして。
立体的に織り上げられ、品格を感じさせる美しい表情。
絹糸本来のなめらかな光沢がほんのりと浮かぶように織り上げられております。
お太鼓と前柄にのみ金の絹糸を加え、地模様を目立たせるように縁取り。
統一感のある彩りながら意匠の奥行きが際立つ、モダンな印象の面持ちです。
随所に品格を感じさせる…
帯を知り尽くした名門ならではの、確かな出来栄え。
一期一会のこの機会に、どうぞご検討くださいませ。
【 河村織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.46
手織りの技と洗練されたセンスで、
江戸慶長より続く老舗の機屋。
西陣袋帯のほとんどが機械織の量産品である中、
「手織り」という伝統の技にこだわり、
先見の目をもって中国進出のさきがけとなった。
帯の他にも寺社仏閣の神服や能装束、皇室御用達の
織物を製織している。
「河村つづれ」が商標登録されている。
【 沿革 】
1959年 会社設立
1962年 手織紋つづれ 生産開始
1976年 三笠宮殿下御夫妻 玄琢工場御見学
1978年 中国進出 明つづれ帯・刺繍帯 生産開始
1987年 中国 手織工場建設 生産開始
1990年 天皇陛下即位の礼・美智子皇后陛下袋帯ご使用
国立能楽堂に能装束寄贈
1991年 大相撲(化粧回し 行司衣装)製造開始
幕内行司 木村光彦氏に行司衣装寄贈
1998年 京都祗園八坂神社 御神服復元奉納
1999年 神戸生田神社 舞楽衣装一式奉納
2002年 天皇皇后両陛下東欧訪問・皇后陛下着用ドレス製作
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
柄付け:お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 入卒式、パーティー、初釜、音楽鑑賞、観劇、お食事会など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、小紋、御召など
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