商品番号:1485672
(税込)
【仕入担当 竹中より】
ご存じの方は すぐにおわかりになるかと思います
証紙はございませんが
西陣 安田織物さんの作品です
限られた方にだけ販売され、創作性に富んだ物づくりをされる、
京都の老舗、安田の一品をご紹介いたします。
お目に留まりましたらお見逃しないようお願い致します。
【お色柄】
お手元に届きましたらぜひとも裏面もご覧下さい。
糸がひけないようにすべて玉留しています。
これは織り上げた後の大変手間のかかる作業。
結びやすく締めやすい秘密はこんなところにも隠されているのです。
しゅっとしなやかに織り上げられた帯地は、
上品なつややかな錦地。
あらわされたのは大小の陶片にちりばめられた
インカの鳥や装飾文の数数
落ち着いた彩りでなんとも上品な仕上がり。
さりげなく箔糸で気品を増し、
大人のカジュアルにふさわしい帯姿に仕上がりました。
シンプルななかに織り出された存在感ある意匠、
あたたかみある彩り、計算され尽くしたバランス感覚。
現代の趣向に合った、創作性の高い帯姿を演出してくれることでしょう。
自信を持ってお届けいたします。
どうぞこの機会をお見逃しなくお願いいたします。
【 工芸帯地 安田について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.813
創業文政年間(江戸後期)。
明治時代半ばから西陣で帯の製作を
生業としている六代続く機屋。
戦時中は陸軍功労者に授与された織額を製織していたが
織額が完成した後、一度は強制的な命令で廃業。
戦後、安田機業店として復興した。
日々のお洒落に適した色柄を心掛けて
帯を製織している。
特に九寸なごや帯は「なごや帯の安田」と言われる
品質とデザインで、茶人好みから現代ポップ柄まで
幅広いデザインをてがけている。
当代(六代目)は安田呉遊(建太郎)
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約3.65m(お仕立て上がり時)
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添い、お茶席、お稽古事、街着、カジュアルパーティーなど
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、織のお着物など
★名古屋仕立て(税込9,350円※綿芯「松」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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