商品番号:1484697
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
静かに佇まいに華を添えて…
歴史の重み、紡がれた職人の心粋をひしひしと感じる逸品。
真の風格たるをお届け致します。
一流老舗機屋、紫紘より高級袋帯のご紹介です。
同じ西陣の機屋であれど、織り上げの数はかなり少なく、
かつどれも贅をこらし、技術の粋を集め織りだされておりますので価格はおのずと高額に。
数がございませんのでご要望をいただき、
探しに探し、満を持してのご紹介となる事がほとんどでございます。
限られた場所でしかお目にかかれない逸品を、御仕立て上がりならではの価格にて…
この機会にこの上ない逸品を手にしていただきたく存じます。
お目に留まりましたら何卒お見逃しなきようお願い申し上げます。
【 お色柄 】
密にしなやかに…
ひと目で良きものとわかる、しっとりと気品漂う極上の箔地。
高雅に輝く金を基調とした帯地には立湧の地紋を背景に流れるような組紐の意匠を織りなしました。
富貴な緯糸使いに典雅な箔糸使い、それでいて軽やか、かつしなやかなこの地風…
丁寧で洗練されたものづくり故の存在感がしっかりとございます。
帯地全体に漂う高級感。
ご年齢巾も広く、留袖から訪問着、紋付色無地など、
フォーマルな場においてハイグレードな帯姿を叶える一条としてぜひ。
残された技術を正当に継承される織手、
その偉大なる功績を私たちも末代まで大切に伝えていければと存じます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
うっすらと畳皺がございますのでお届け前にプレス加工をサービスいたします。
【 紫紘について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.2300
1920年(大正9年)創業 ※前身 山口織物所
1954年(昭和29年)設立
創業者は山口伊太郎(やまぐち いたろう)
企画、デザイン、織設計、製織、販売までの
工程の製造卸一貫の機屋、西陣では珍しい形態を取る。
時代と共に移り変わるもの、変わらないものを注視し、
何時の時代にも新鮮な提案を指針に織物作りに努めている。
製織数が限られており、品揃え豊富な
老舗の専門店ですら取り扱いは少ない。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
耳の縫製:袋縫い
お太鼓柄
※帯芯なし
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、お付き添い、観劇、音楽鑑賞など
◆合わせるお着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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