商品番号:1516495
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
「人間国宝は誰でもなれるが、自分は誰にも真似出来ない織物を作りたい」
そうおっしゃられた山口伊太郎翁。
2007年6月27日にこの世を去られました。
享年105歳。
その偉大なる功績はもちろんのこと、
着物に接するお方なら誰しも一度は聞かれたことのあるはずです。
後にも先にも人間国宝の推挙を断ったお方はこのお方だけではないでしょうか。
その伊太郎翁が起こされた帯の会社が「紫紘織物」です。
伊太郎翁の考案作品を意志を継ぐものたちが作り出す逸品の数々は、
一般には安易に流通せず、問屋筋を通ることなく専門店さんに直接販売されており、
いまだ全国に根強いファンがいらっしゃいます。
限られた場所でしかお目にかかれない逸品を御仕立て上がりならではの価格にて…
この機会にこの上ない逸品を手にしていただきたく存じます。
お目に留まりましたら何卒お見逃しなきようお願い申し上げます。
【 お色柄 】
密にしなやかに…
ひと目で良きものとわかる、しっとりと気品漂う漆黒の帯地。
氷割れを背景として、一面に花唐草模様を織りなしました。
清雅に輝く銀糸使い、それでいて軽やか、かつしなやかなこの地風…
丁寧で洗練されたものづくり故の存在感がしっかりとございます。
帯地全体に漂う高級感。
残された技術を正当に継承される織手、
その偉大なる功績を私たちも末代まで大切に伝えていければと存じます。
是非この一期一会の出会いに。
終生お手元でご愛用頂けましたら幸いでございます。
【 状態について 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 紫紘について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.2300
1920年(大正9年)創業 ※前身 山口織物所
1954年(昭和29年)設立
創業者は山口伊太郎(やまぐち いたろう)
企画、デザイン、織設計、製織、販売までの
工程の製造卸一貫の機屋、西陣では珍しい形態を取る。
時代と共に移り変わるもの、変わらないものを注視し、
何時の時代にも新鮮な提案を指針に織物作りに努めている。
製織数が限られており、品揃え豊富な
老舗の専門店ですら取り扱いは少ない。
【 紫紘について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.2300
1920年(大正9年)創業 ※前身 山口織物所
1954年(昭和29年)設立
創業者は山口伊太郎(やまぐち いたろう)
企画、デザイン、織設計、製織、販売までの
工程の製造卸一貫の機屋、西陣では珍しい形態を取る。
時代と共に移り変わるもの、変わらないものを注視し、
何時の時代にも新鮮な提案を指針に織物作りに努めている。
製織数が限られており、品揃え豊富な
老舗の専門店ですら取り扱いは少ない。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属系繊維除く)
長さ約4.75m(長尺)
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
※ガード加工済み
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、音楽鑑賞、お食事会など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、格高い小紋など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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