商品番号:1484349
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【 仕入れ担当 田渕より 】
通の方は皆様ご存知、
一流の老舗機屋、勝山織物。
西陣の中でも高級帯ばかりを織り上げられる老舗の名機屋さんでございます。
名門の殊勝な感性によって織り上げられた、
超一級品の作品をお値打ちにお届けいたします!
【 お色柄 】
経糸には手引き真綿糸、緯糸には玉糸を使用した紬地。
しっとり素朴な黒色の地に、
品の良い光沢とほのかにかすれた趣深い箔糸であしらわれた笹蔓文様。
おきものとのバランスもお取りいただきやすい一品。
紬でありながらざっくりとした素材感はしなやかで、
薄手の織り味は帯に通の方にもきっと喜んでいただけることでしょう。
プロの方が見られても、良いお品と一目でわかる本当に素敵な仕上がり。
実際に、専門店さんなどではまずその店員さんや、
普段からお着物を御召になられる女将さんなどに、
信頼され大変好まれる玄人お墨付きのお品。
まさに本物を感じて頂ける作品ですので、
きものファンの皆様に、自信をもってお勧め致します。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
うっすらと畳皺がございますのでお届け前にプレス加工をサービスいたします。
【 勝山織物について 】
「手機で帯を織る」という先代のこだわりを大切にされている西陣織元です。
養蚕から製織までこだわり抜いたものづくりへの姿勢を貫き、
京都の京北町に「周山工房」という手織機の工房を創り、
また長野県にも「絹織製作研究所」という養蚕を研究する拠点を構えておられます。
その作品の特徴でもある締め心地の良さを決める斜め方向への伸縮性は、
丁寧に創作された勝山の帯でしか味わうことのできないもの。
しなやかな生地風からは想像もできないほど、
しっかりとした織味は何度お締めになっても丈夫で、
何度も確かめていただきたい自信の仕上がりです。
【 勝山織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.93
1891年(明治24年)創業
初代勝山又吉氏が、呉服商を始めたのが発祥。
二代目より、家内工業的に帯を作り始め、
三代目の実夫氏が家業を継ぎ、勝山機業店となる。
四代目の勝山嘉夫氏がその意志を引き継ぎ、
周山に工房を設立。
「手機で帯を織る」という、自らが職人だった
先代の頃と同じやり方のモノ作りを開始。
現在五代目勝山健史氏が今も当時とかわることない
モノ作りの姿勢を貫いている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.35m
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、お茶席など
◆あわせる着物 洒落訪問着、付下げ、色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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