商品番号:1522420
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
箔の艶めき…
自分だけにわかる上質。
通の方は皆様ご存知、西陣の名門『勝山織物』より
人気の漆箔を用いた引箔袋帯をご紹介いたします。
お目にとまりましたら是非ご検討くださいませ。
【 お色柄 】
しっとり、しなやか…
それでいて程よいハリ感のある帯地は長時間結んでいただいても
ズレが生じてこない体に合わせて帯が添ってくれるような…
軽やかな結び心地に感動していただけるような帯地。
その地には黒地に苔色の漆箔を引箔技法にて織り上げ
なんとも趣深い表情に仕上げました。
お太鼓柄には金箔糸と銀白糸にて金細工のような
華奢な唐草文様を織り表し差し色に樺色の実…
そこへ横段状に黒色の箔糸を背景に古典柄を表しました。
名門勝山の感性によって、丁寧でありながら洒落感も感じる
仕上がり、本当に贅沢な一条でございます。
シンプルでいて高い創作性を感じさせるお品でございます。
この機会にぜひご検討下さいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 勝山織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.93
1891年(明治24年)創業
初代勝山又吉氏が、呉服商を始めたのが発祥。
二代目より、家内工業的に帯を作り始め、
三代目の実夫氏が家業を継ぎ、勝山機業店となる。
四代目の勝山嘉夫氏がその意志を引き継ぎ、
周山に工房を設立。
「手機で帯を織る」という、自らが職人だった
先代の頃と同じやり方のモノ作りを開始。
現在五代目勝山健史氏が今も当時とかわることない
モノ作りの姿勢を貫いている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.2m
耳の縫製:つづれ縫い
お太鼓柄
※ガード加工済み
ますいわ屋扱い品
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、芸術鑑賞、お食事、お出かけ、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 付下げ、色無地、洒落訪問着、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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