【勝山織物】 特選西陣織九寸名古屋帯 ~漆緯(うるしぬき)~ ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「鉄線唐草」 締め心地抜群 ハイセンスなデザイン!

商品番号:1506104

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【 仕入れ担当 岡田より 】

西陣の名門【 勝山織物 】の緯糸に
漆糸を用いた漆緯シリーズのハイセンスな
デザインの特選九寸名古屋帯のご紹介です。

しっとり、しなやか。
ギュッと締め付けられるわけではないのに、
長時間お締めいただいてもズレが生じてこない、
体に合わせて帯が添ってくれるような…
そんな締め心地に仕上がったお品。

付下、色無地、小紋、また箔糸使いではございますが、
牛首や結城などの力のある織のお着物にも
コーディネートいただける質感となっております。


【 お色柄 】
フシ糸が所々顔をのぞかせる素材感豊かな墨黒地をベースに、
葡萄色の彩りの漆糸使いにて、鉄線唐草のお柄が
大胆に織り描きだされております。


【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたので、
うっすらと締め跡がございますが美品です!
ご了承の上、お目に留まりましたらお値打ちにお求めくださいませ。




【 勝山織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.93
1891年(明治24年)創業

初代勝山又吉氏が、呉服商を始めたのが発祥。
二代目より、家内工業的に帯を作り始め、
三代目の実夫氏が家業を継ぎ、勝山機業店となる。
四代目の勝山嘉夫氏がその意志を引き継ぎ、
周山に工房を設立。

「手機で帯を織る」という、自らが職人だった
先代の頃と同じやり方のモノ作りを開始。
現在五代目勝山健史氏が今も当時とかわることない
モノ作りの姿勢を貫いている。


【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)

多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。

起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。

18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。

明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。

織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。

西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。

「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。

- 素材・サイズ

絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約3.72m(お仕立て上がり)
柄付け:六通柄
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン お茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、
街歩き など

◆あわせる着物 付下、色無地、小紋、織のお着物 など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

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