商品番号:1557923
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
古典に根ざした格式美と、現代的な洗練が絶妙に溶け合う逸品。
言わずとしれた京友禅の名門、
染の北川による京友禅の真髄ともいえる、
大変希少となった色留袖のご紹介です。
晴れやかな舞台に、気高さと品格を添えるに相応しく、
緊張感ある場にあっても、纏う人にそっと寄り添い、
確かな安心感とともに特別な一日を彩ってくれる逸品です。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
シボ感はなく、さらりしなやか。
仄かに色づいた月白色を基調として、清らかで気品あふれる佇まい。
そこに描かれるのは、縁起文様の代表格・松と鶴の取り合わせ。
躍動感ある筆致で描かれた松は生命力を象徴し、二羽の鶴は金糸と銀糸をふんだんに用いた駒刺繍で、
豪奢かつ繊細に舞い踊ります。
背景の山水表現には、深みある藍と緑が重ねられ、
静けさの中に凛とした美しさが宿り、
構図の大胆さと、品格を保った色使いとの調和が、まさに染の北川ならではの芸術性を感じさせます。
慶びの席にふさわしい、気品と吉祥を纏うひと品。
格式ある式典、御親族のご結婚式など、人生の晴れ舞台に相応しい一着として、
安心と誇りを感じさせてくれることでしょう。
【 染の北川について 】
京の有名呉服メーカー
1955年(昭和30年)創業
※2017年廃業
様々な着物専門誌にも多く取り上げられ、
着物ファンに広く知られていた。
訪問着、留袖、振袖などのフォーマル品、
逸品物を創作。
染、意匠へのこだわりはもちろん、生地の
開発なども手掛け、「和木沢絹」
「CHULTHAINo.6(ジュンタイナンバーシックス)
などのブランド生地も有名であった。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たちきり身丈約175cm 内巾36cm (最長裄丈約68cmまで 最長袖巾肩巾34cmまで)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、観劇、お食事会など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立てご希望の場合、
解手のし6,050円+※胴裏8,250円~+比翼16,5000円+紋入れ16,500円+お仕立代39,600円(全て税込)で承ります。
・海外手縫い価格です。国内手縫いは、+42,900円(税込)で承ります。
お仕立て上がりまでの期間は、通常約50日です。