商品番号:1547070
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
琉球の上流階級専用の織物として
その歴史を紡いできた首里織…
中でもワンランク上の花倉織を
証紙等はございませんが、目利きにてお値打ちに仕入れて参りました。
おだやかなる感性によって、
良いと思うその心のままに…
かの地に吹くそよ風のように優しく仕上げられた作品をご紹介いたします。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
さらりと軽やか、シャリ感を持った地は
じっくりと見れば、実に繊細な表情で透かし織りがあらわされて…
くすみのある花葉色の濃淡を基調として、繊細な彩りの変化を魅せて…
その地にそっと込められた花織の数々…
繊細で上品な雰囲気が漂う逸品でございます。
海を渡り伝来した世界の文化が、琉球特有の美意識や風土と溶け合い、
日本の新しい伝統として実を結ぶ…
壮大な歴史を背景に感じさせてくれる美しき織物です。
心より、おすすめいたします。
大切にしていただける方にとの願いを込めて。
どうぞよろしくお願いいたします。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 首里織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(1983年4月27日指定)
「首里の織物」として沖縄県の重要無形文化財にも
指定を受けている。
※1998年に重要無形文化財に指定されたが、
2022年3月に保持者・宮平初子の死去により
指定が解除、2023年に改めて再指定された
琉球王国の城下町として栄えた首里の地で
織り継がれてきた絣織物と紋織物の総称。
分業せずに全工程を手作業で一貫して生産する
少量多品種の形態を取っている。
首里花織(ハナウイ)・道屯(ロートン)織、
花倉織、ムルドゥッチリ、手縞(てじま)、
煮綛(ニーガシ)芭蕉、花織手巾(ティサジ)
がある。
特に花倉織と道屯織は、首里王府の城下町として
栄えた首里のみで織られる王族や貴族専用の織物で、
花倉織は先染め紋織物、黄地、水地、紺地などの
無地や濃淡の配色が主流。
道屯織は琉球王朝時代には男性衣として用いられたが、
現在では着尺帯や小物類に使用されている。
絹100%
長さ約3.7m
お太鼓柄
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お稽古、お出かけ、お食事など
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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