商品番号:1524451
(税込)
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【 仕入れ担当 岡田より 】
豊かな風土が育んだ、やわらかな表情。
素朴な風合いが魅力的な花織の九寸名古屋帯のご紹介です。
証紙類は付属しておりませんが、地風と
花織の組織、特徴的な色使いより、仲眞そめおり工房の
首里花織による作品かと存じ上げます。
ヴィヴィッドな色使いの花織によるお柄が
印象的な仕上がりで、小紋や織のお着物など、
カジュアルスタイルの帯姿に琉球の織物ならではの
表情をお楽しみ頂けることでしょう。
【 お色柄 】
フシ感おだやかなしなやかでハリのある黒、
くすんだ金茶、ターコイズ、ナイルブルーなどの
彩りの間道が織りだされた紬地に、くっきりとした
黄色、セルリアンブルーをメインにした花織独特の
抽象的な浮文様がリズミカルに織りだされております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに締め跡、たたみジワがある程度で、すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 首里織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(1983年4月27日指定)
「首里の織物」として沖縄県の重要無形文化財にも
指定を受けている。
※1998年に重要無形文化財に指定されたが、
2022年3月に保持者・宮平初子の死去により
指定が解除、2023年に改めて再指定された
琉球王国の城下町として栄えた首里の地で
織り継がれてきた絣織物と紋織物の総称。
分業せずに全工程を手作業で一貫して生産する
少量多品種の形態を取っている。
首里花織(ハナウイ)・道屯(ロートン)織、
花倉織、ムルドゥッチリ、手縞(てじま)、
煮綛(ニーガシ)芭蕉、花織手巾(ティサジ)
がある。
特に花倉織と道屯織は、首里王府の城下町として
栄えた首里のみで織られる王族や貴族専用の織物で、
花倉織は先染め紋織物、黄地、水地、紺地などの
無地や濃淡の配色が主流。
道屯織は琉球王朝時代には男性衣として用いられたが、
現在では着尺帯や小物類に使用されている。
絹100%
長さ約3.72m(お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お稽古、芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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