商品番号:1497872
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
てぃ花工房【 神谷恵子 】氏による
お仕立て上がり首里花倉織り九寸名古屋帯のご紹介でございます。
爽やかな色彩に、花倉織りによる独特の浮紋による
やさしいデザイン。
女性ならではの、おだやかなる感性が現れたお品。
ほんのりと透け感を演出する花倉ですが、
本品はそれほど透け感はございませんので、
袷から単衣の季節に長く重宝いただけるでしょう。
ぜひお手元でご覧くださいませ。
【 お色柄 】
手織りの風合いがやわらかく、程よくハリ感ある帯地は
爽やかな若芽色。
お柄には、花倉織りによる横段文が織りなされました。
お太鼓部分に込められた、淡い紫色による
暈しがすっと溶け込んで…
幽玄でなんとも上品なデザインです。
【 商品の状態 】
問屋さんで仕立てられたお品でございます。
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 首里織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(1983年4月27日指定)
「首里の織物」として沖縄県の重要無形文化財にも
指定を受けている。
※1998年に重要無形文化財に指定されたが、
2022年3月に保持者・宮平初子の死去により
指定が解除、2023年に改めて再指定された
琉球王国の城下町として栄えた首里の地で
織り継がれてきた絣織物と紋織物の総称。
分業せずに全工程を手作業で一貫して生産する
少量多品種の形態を取っている。
首里花織(ハナウイ)・道屯(ロートン)織、
花倉織、ムルドゥッチリ、手縞(てじま)、
煮綛(ニーガシ)芭蕉、花織手巾(ティサジ)
がある。
特に花倉織と道屯織は、首里王府の城下町として
栄えた首里のみで織られる王族や貴族専用の織物で、
花倉織は先染め紋織物、黄地、水地、紺地などの
無地や濃淡の配色が主流。
道屯織は琉球王朝時代には男性衣として用いられたが、
現在では着尺帯や小物類に使用されている。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約3.75m
柄付け:お太鼓柄
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 趣味のお集まり、観劇、音楽鑑賞、お食事、お出かけなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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