商品番号:1545479
【 仕入れ担当 渡辺より 】
大城廣四郎織物工房主宰、
日本工芸会正会員である【 大城一夫 】氏による
色鮮やかな琉球絣着尺のご紹介です!
一夫氏ならではの大胆でありながらも現代的なエッセンスを取り入れた
唯一無二のハイセンスな表現の一品。
比較的小付けなの作品が多く、
本品のような一玉の大きなお柄付けの作品は、
最近では見かける機会が減ってきております。
個性的かつ他にはない洒落着物をお探しの琉球ファンの方へ!
自信をもってオススメいたします!
これほどの大作です。
滅多とご紹介の機会はございませんので
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
ざっくりとした節感の浮かぶ真綿地。
黒に近い黒緑色を基調としたその地に、若緑や紫の横段とともに、
黄色の絣糸を駆使して表現された
大きなトゥイグワーの絣意匠が印象的な仕上がりとなっております。
ワンランク上のカジュアル着として本当におすすめの一枚。
年齢を問わずお召しいただけますし、帯合わせや小物のコーディネートも
想像するだけで楽しくなるようなお品でございます。
【 大城廣四郎織物工房について 】
黄綬褒賞受賞伝統工芸士・卓越技能賞(現代の名工)受賞の大城廣四郎。
戦後、琉球かすりをここまで発展させることができたのは氏なしでは語ることができません。
沖縄の伝統産業のほとんどがそうだったように、
琉球かすりもまた家業として受け継がれてきました。
小さな頃から家の仕事として手伝いをし、ものごころついた時には
すでに絣の技術を身につけていたという人が多いのもそのため。
廣四郎さんも職人たちが話すのを聞いているうちに、
自然と機織の基礎が身についたと語られていました。
廣四郎さんが織をはじめたのは戦後のこと。
琉球かすりは戦前は沖縄本島南部、那覇泊といった地域で作られていましたが、
戦後は南風原町を中心に復興され、現在はそのほとんどが南風原産です。
その南風原町に大城廣四郎織物工場はあります。
現在は二代の大城一夫氏、孫である大城拓哉氏が
伝統の技を守りながら、現在の感覚や素材でアレンジした
独特の作風の作品を発表されております。
【 琉球かすりについて 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1983年4月27日指定)
生産地:沖縄県南風原町
生産数は年間3000反以上(帯含む)
※伝統的工芸品に指定されている
織物の中ではトップクラスの生産反数を誇る。
主に絹糸を使用した平織の織物で、糸の染色には
草木を原料とした染料のほか化学染料等が用いられる。
元々は泥藍で染めた木綿絣が原点で、現在では絹糸が
主流となり、生糸、玉糸、真綿のつむぎ糸、麻糸から
毛糸といった様々な糸が用いられている。
特に特殊な撚りをかけた壁糸を使うカベ上布は夏物の定番。
図案は琉球王府の御絵図帳(みえずちょう)に収蔵されており、
古くは手形(発注書のようなもの)の形で添付され
製織されていた。
植物、動物、生活用品などがモチーフで、ひとつひとつの
図柄に意味を持ち、種類は600種にもおよぶ。
絹100%
長さ:約13.5m
内巾:38cm(最長裄丈約72cm 袖巾肩巾36cm)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、お食事、街歩き、女子会、ご旅行など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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