商品番号:1544978
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
牛首の輝き、ひと夜の夢。
日本の三大紬、大島・結城・牛首。
そのなかでも、双子の蚕(玉繭)から取れる希少な糸だけを使っているため、年間生産量が一番少ないものが牛首紬です。
数少ない牛首紬の中でも特に稀少な夏牛首紬に暈し染めを施したお品を仕入れて参りました。
ただでさえ数少ない夏牛首で、このようにセンス良いものを探そうと思うと、大変です。
やさしく風を通し肌をすり抜ける風合いを…
どうぞお手元でご堪能頂きたく思います。
【 お色柄 】
涼やかな風を感じる、程よい透け感の地。
本当に軽やかで、暑い夏にサラリとお召し頂ける地風が魅力的です。
ところどころに牛首ならではの節感がほんのり味わいを見せる絹地。
夏夜を思わせる深紫色と淡い青鈍色の暈し染め…
静かな夏の夜に、蛍の舞を映したような幻想的な意匠…
シンプルながらも着姿にリズムをあたえて、豊かな表情を生み出すお品。
風趣な華やぎの佇まいに仕上がりました。
シックなお色と軽やかな地風をお楽しみ頂きたいお品です。
心を込めて織り上げられる一反一反。
絹織物と紬織物との両面をあわせもった気品ある独特の風合い。
ただでさえ少ない夏牛首で、センスの良いものを探そうと思うと大変です。
やさしく風を通し肌をすり抜ける風合いを存分にお楽しみくださいませ。
【 白山工房について 】
石川県牛首紬生産振興協同組合所属
石川県白山市にある国指定伝統的工芸品
牛首紬の織元。
白山工房の牛首紬地は「角印」がつけられている。
工房では糸づくりから機織りまでの作業工程の
見学や機織り体験も可能である。
【 牛首紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1988年6月9日指定)
石川県指定無形文化財(先染紬)
石川県の白山市で作られている織物。
2匹の蚕(かいこ)が作った玉繭(たままゆ)から
糸を紡ぎ出し、糸づくりから製織までの
ほとんどの作業が手作業で一貫生産される。
また、釘に引っかけても釘の方が抜けてしまうというという
柔らかな風合いに備わる驚異の強度を誇り、別名
「釘抜紬(くぎぬきつむぎ)」とも呼ばれる。
絹100%
長さ約13m 内巾37.5cm (最長裄丈約71cmまで 最長袖巾肩巾35.5cmまで)
◆最適な着用時期 単衣・盛夏(5月下旬~10月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、趣味のお集まりなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
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