商品番号:1535080
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
西陣織のトップブランドとして、部屋の内装などのインテリアや
緞帳制作も手掛け、格調高い古典柄のフォーマル帯を得意とされています…
おきもの好きの方なら、軍配のマークをよくご存知のことでしょう。
『川島織物』のお品でも、「縫い袋」のものと「本袋」のものがございます。
今作は、川島織物さんの作品の中でもハイクラスの本袋帯でございます。
デパートや有名呉服店などにも高級品として並ぶ、
西陣名門の機屋さん、『川島織物』より、
卓越された意匠美をご堪能いただける特選西陣織本袋帯をご紹介いたします。
見る者を圧倒する、趣味性豊かなその面持ち…
ひと目で分かる名門機屋のハイクラスな一条。
まさに、他にはない存在感溢れる着姿を叶える
この意匠に魅了された方…ぜひお見逃し無く!
【 お色柄 】
銘「 道長華鳥紋 」
程よいハリ感としなやかな蒸栗色の帯地には全体には仄かに煌めく金箔糸が織り込まれており
光の加減で上品に華やぐ帯地…
さらりと、しなやかでありながら密な織味。
お柄には思わず触れたくなるような立体感の「道長華鳥紋」と題された
豊かな趣きに満ち溢れるひしめく道長取りの意匠が織り描かれました。
織りの技巧もさることながら、演出される優美さと味わいは、
心が澄みわたるような、洗練の煌めき…
落ち着きがありながら高貴な表情はお祝いのお席にぴったりの着姿を演出してくれることと存じます。
色調のまとまりある中にも確かな存在感を感じさせる仕上がりです。
終生ご愛顧いただける作品として、どうぞ大切にお締めくださいませ。
【 川島織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.39
1843年(天保14年)創業
創業者 初代 川島甚兵衛
川島織物セルコン製の帯には、三本線と
軍配マークが織り込まれている。
初代・川島甚兵衛が京の地に創業して以来
その卓越した織物技術により美術工芸品としての
織物を多く手掛け、帯はもとより緞帳や能装束、
打掛などを製作している。
西陣では龍村と並び称される双璧をなす名門。
二代川島甚兵衞が、自らが織物の祖と仰ぐ
聖徳太子ゆかりの軍配扇を京都の広隆寺で目にし、
その図柄を商標に採用。
その後簡素化したものを、川島織物製の証として
「川」の字をイメージした三本線と共に帯に
織り込んでいる。
※2006年セルコン、川島織物販売と3社合併、
社名を川島織物セルコンに変更
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.39 川島織物謹製
帯芯おすすめ:綿芯「松」
本袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティー、お食事会、お付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、格の高い小紋など
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