商品番号:1529702
(税込)
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【 仕入れ担当 戸高より 】
1894年の創業以来、長い歴史を紡ぎ、
今や西陣織の中でも名前を知らない方はいらっしゃらないほど
有名となりました【 龍村美術織物 】。
日本の文化と共に歩んだ軌跡は他の織屋さんでは創り上げられない
技術の研鑽と唯一無二の独創性を生み出しました。
「故を温めて新しきを知る」、温故知新の精神で
織物の世界に確立した「和」をもたらし、
過去を復元する気概は、まさに「美術織物」の名の如く…。
重厚感あるしっかりとした帯地、緻密な織技法、
その風合いだけでもただならぬ風格を漂わせます。
本当永く受け継いでいく、真に良きお品をお探しの方に…
自身を持ってお奨めさせて頂きます!
まずはどうぞご覧くださいませ。
【 お色柄 】
銘[ リー二ェ ]
お茶の席や少し格のあるお食事の席、
簡単なお付き添いの場でお締めいただきたい
カジュアル寄りの袋帯でございます。
女性の知的な品格を捉える黒にて織り上げられた帯地。
しなやかな織り上げで落ち着いた深みを演出しております。
意匠として織り上げられたのは[ リー二ェ ]と銘打たれた文様。
「リー二ェ」とはフランス語で「線」「列」「方針」を指し、
街の様子を空から見下ろしたモダンなセンスの幾何学意匠を織り描きました。
箔により美しく光沢を返し、お洒落訪問着から小紋などに合わせて
気品と趣味性があいまった帯姿を演出致します。
終生ご愛顧いただける作品として、どうぞ大切にお締めくださいませ。
どのような場でも自信をもってお召しいただけることと存じます。
【 龍村美術織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.644
1894(明治27)年創業
初代龍村平蔵氏より連綿と受け継がれた、「独創」
「復元」「美的感覚」の三要素を帯づくりの
基本精神に据え、古代織物の研究と復元を基盤に
美術織物という新しい分野を確立した。
帯に始まり、小物やタペストリー、緞帳など
その製織品は多岐にわたる。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹55% 分類外繊維(紙)16% キュプラ15% ポリエステル(金属糸風)14%
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
おすすめの帯芯:綿芯「松」
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会など。
◆あわせる着物 お洒落訪問着、色無地、小紋、織りの着物など
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