商品番号:1528751
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
可憐な紅の花は紅の色に生まれ変わり、王朝貴族に愛され、
艷やかにして燃ゆる想いの色、恋の色として、万葉の歌人たちを魅了してきました。
そんな自然のお色を写し取り雪国米沢より、
紅花染を使用した特選真綿紬着尺をご紹介いたします。
『渡源織物』より、柔らかい質感の絹地はしなやかかつ
ほどよいフシ感が素朴な風合いを惹き出す
お好きな方にはたまらない一品…
大人の上質カジュアルであり
立体感のある着姿を叶える洒落着でございます。
まずはごゆっくりご覧ください。
【 お色柄 】
ふうわり、かろやかな紬地の風合い。
やさしい節糸を所々に覗かせる。
ナチュラルムードあふれるその地は、そっと触れただけで、
心持ちまでも温かくなるような味わいがいっぱいに広がります。
その地は鮮やかな紫色を基調にして織り上げました。
織りの温かみをたっぷりとお楽しみ頂ける、
着れば着るほどに深みの出てる素敵なおきものでございます。
【 米沢紬(米沢織)について 】
国内最北の織物産地である山形県の米沢市を
中心とした地域で生産されている紬織物の総称。
通常一産地に一つの布と言われるが、米沢織には
長井紬、置賜紬、紅花紬などの複数の紬織物がある。
1601年(慶長六年)藩主上杉景勝の側近だった
直江兼続が藩の収益拡大を図るため、織物の素材となる
青苧(あおそ)や絹を生む蚕の餌となる桑、染料となる
紅花などの栽培を奨励した事に端を発す。
江戸後期の九代藩主・上杉鷹山が養蚕業を奨励、
本場・京都から織物師を招き研究開発を行った事で
織物産業が飛躍的に発展。
この時期に紅花や藍、紫根などの植物染料で
糸を染めてから織る先染めの技術が確立された。
現在は若い世代の作り手がその技術を引き継ぎ、
約30社あまりのメーカーが切磋琢磨しながら、
それぞれ異なるものづくりに励んでいる。
絹100%
長さ12.3m 内巾38.5cm(最大裄73cm)
◆最適な着用時期 9月~翌年6月の袷・単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる帯 九寸名古屋帯、八寸名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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