商品番号:1526323
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
親子ともに重要無形文化財保持者、人間国宝・小川規三郎氏による、
特選品をご紹介させていただきます。
工芸展として以外、対面するのは難しいかと思っておりました…
問屋さんで拝見させていただいたお品も当然のごとく「非売品」。
この度御仕立て上がりで
大変なお値打ち価格で仕入れることができました!
さらにはこのお色…
滅多とない一条かと存じます。
状態も良きお品でございますので、
お目に留まりましたら是非お見逃しなく!
【お色柄】
穏やかな柑子色の帯地には
青色と白色の五献上柄が織り込まれて。
伝統が極上の織りの地風に溶け込むように感じられます。
極めた匠にのみ成し得る技。
みなさまの心にも届きますよう願いまして、大切にお届けさせていただきます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちにお召しくださいませ!
【 小川規三郎氏について 】
2003年、父・善三郎に次いで重要無形文化財保持者となった小川規三郎氏。
大好評を博したNHKドラマ「博多はたおと」のモデルとしても知られており、
2015年に終了されます博多織デベロップメントカレッジ学長、
九州産業大学大学院客員教授でもあられます。
著書「献上博多織の技と心」では、
父・善三郎氏の元での想像を絶する厳しい修行から、
新しい伝統を築き上げようとするまでの道程が綴られております。
厳格な父・善三郎氏が亡くなる直前、
突然「何かほしいものはあるか」と聞かれた時に、
「お父さんの手がほしい」と答えたというエピソード…
伝統工芸を発展・継承させる方の真摯な思いに胸がつまります。
機音は腕前の音。
その音を聞くだけで、
どういう帯を織っているかが分かる、と規三郎氏は語ります。
芯の芯で習得した機織の手ごたえ、身体に響く感触。
一本の帯を織りあげるために、蚕の餌となる桑の木を探る。
室内の作業だけにとどまらない、幅広い自然との調和の伝統工芸。
まさに…心の帯を創作していらっしゃいます。
■プロフィール
1936年 福岡市に生まれる
1986年 日本伝統工芸展に初入選
1994年 日本伝統工芸染色展での「縞献上浮織帯」で日本経済新聞社賞受賞
1995年 博多織献上研究会による「五色献上帯」復元に参加
2003年 重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される
2006年 博多織デベロップメントカレッジ学長に就任
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100% 長さ3.8m
開き仕立て
ガード加工済
「小川規三郎」の織り込みがございます。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、女子会、街着、お稽古など
◆あわせる着物 色無地、小紋、紬
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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