商品番号:1525990
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
夏の定番、王道ともいえる…透け感美しい紗の風情。
涼を感じさせるさわやかな地風が魅力的な
博多織の紗献上の八寸帯名古屋帯のご紹介です。
コーディネートいただけるお着物としては夏の色無地、
小紋などのやわらかものから、夏の織りのおきものまで。
最近ではゆかたをお着物風に着こなす際のアイテムとしても
注目されておりますので、重宝いただける事でしょう。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
締め跡やたたみジワがございます。
結んだ際に気になるような汚れはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
しっかりとハリのあるシックな黒色の紗地をベースに、
博多帯の王道、三献上のお柄が映える鮮やかな赤色の彩りで
すっきりと織りだされております。
お着物にきりりと映え、アクセントとなるひと品。
オーソドックスなデザインにビビッドな色彩が
個性を引き立てる仕上がりとなっています!
夏のカジュアルなコーディネートをぜひお楽しみくださいませ!
お手元でご愛用いただけましたら幸いでございます!
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献上柄について
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黒田長政が徳川幕府に献上した博多織の柄名。
仏具の「独鈷」と「華皿」との結合紋様と
中間に縞を配した定格とされた。
献上以前は単に独鈷、華皿浮け柄と呼ばれたが
それ以降献上柄と呼ばれるようになった。
柄の構成は
親子縞:太い縞が細い縞を挟むように配された縞
「親が子を守る」という意味を持つ
独鈷:煩悩を打ち砕くとされる仏具・法器
孝行縞:細い縞が太い縞を挟むように配された縞
「子が親を慕う」という意味を持つ
華皿:仏の供養の際散布する花を入れる皿
を組み合わせる。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%
長さ3.39m(短尺・お仕立て上がり)
柄付け:全通柄
◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期、6月の単衣の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 軽い格式のお茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、
街歩き など
◆あわせる着物 夏の付下、色無地、小紋、織のお着物、浴衣 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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