商品番号:1525433
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
おそらくは多くのファンの方が
望んでおられたのではないでしょうか?
京都に居を構え、展示会などへは直接出向き、
その場所、その時代の人たちからインスパイアを受け取り、
お着物を現代ファッションの域にまで引き上げる…。
摺り友禅の名門【 前田仁仙 】でございます。
その美匠は日本というより外国から仕入れてきた審美眼により、
これまでになかった数々の名作を生み出してまいりました。
弊社でも多くご紹介できるわけではございませんので
今回ご紹介致しますのは確かなセンスに裏打ちされたこの2本だけ。
いつもとは違う装いにチャレンジしたい方にも更紗ファンにも。
普段着としてお持ちになって頂きたい周りと差をつける
ワンランク上の最強アイテムです。
【 お色柄 】
シボの高い丹後ちりめんの地を用いました。
唐金色を基調に染め成されてシックな面持ち。
氷の砕けた感覚を覚えさせるように唐草意匠を込めた唐金色が割れて、
隙間からは京紫色が顔を見せるという独特のデザインセンス。
立体感と他のお着物では体感することのできない
不思議な風合いでございます。
ファンのに方だけでなく、皆々様にご覧いただきたいひと品。
市場にはなかなか出てまいりません。
独特のハイセンスな世界観が感じられる洒落た仕上がりで、
今まで感じたことのない世界に
新たな自分を発見できるかもしれません。
【 前田仁仙について 】
京友禅作家
インド・ジャワの文化、ヨーロッパ諸国の文化等の
影響を受け、独特の色彩感覚で洋服に負けない
オシャレを楽しめる着物をコンセプトに
ドイツから直輸入した含金染料に型紙と
丸刷毛を駆使、透明感のある仁仙独特の
色表現の着物、帯を創作している。
摺り友禅の1箇所染める際の型紙は20枚〜50枚、
反物1反を染める摺り染めの回数は1000回以上を
数えるものもある。
現在は二代・前田仁仙(俊和)が主宰
【 略歴 】
1961年 友禅師・前田仁仙の長男として京都に生まれる
1985年 京都外国語大学卒業後、株式会社小松屋入社
考案室においてデザイン、配色を学ぶ
1990年 株式会社前仁に入社
父に師事する傍ら、友禅のあらゆる染色技法を習得
2001年 株式会社前仁専務取締役に就任
役員として仁仙ブランドの構築に努める
2003年 京都誂友禅工業組合理事に就任
2004年 一級技能検定合格
一級染色技能士を称する古都を認められる
2005年 第52回全国小紋友禅染色競技大会・日本図案家協会賞
2006年 第53回全国小紋友禅染色競技大会・京都織物商業組合賞
京都誂友禅染協議会・近畿経済産業局長賞
2010年 京都誂友禅工業協同組合副理事就任
2012年 全国染色協同組合連合会理事就任
2013年 京都市伝統産業「未来の名匠」認定
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
長さ13m 内巾36.5cm(最大裄丈71cm)
白生地には丹後ちりめん地を使用しております。
◆最適な着用時期 9月上旬~翌6月下旬の袷・単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、ご旅行、趣味のお集まり、お稽古など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)
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