商品番号:1524350
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
大変希少な作品を仕入れて参りました。
抜群の締心地で高い人気を誇る【 博多織 】の地に
京友禅作家【 前田仁仙 】氏が意匠を染め上げた
特選の八寸名古屋帯をご紹介致します。
弊社でのご紹介は片手にも満たないほど。
製作数が圧倒的に少ないため、
次回のご紹介はお約束出来かねます…。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく。
【 お色柄 】
キュッキュッと響く博多帯独特の絹なり音。
そして締め心地の良さに定評のある博多織。
裂段模様を地紋としてその帯地に緑と赤の大枠を創り、
その内は裂によって様々な表情をうかがい知れる、
多彩な唐草意匠を表現致しました。
用いられている色彩のその独特な加減は
氏の作品であるということを十二分にほのめかしております。
ファンのに方だけでなく、皆々様にご覧いただきたいひと品。
市場にはなかなか出てまいりません。
お色柄、地風ともに大変素敵なお品です。
お手元でご愛用いただける一品となりましたら幸いでございます。
【 前田仁仙について 】
京友禅作家
インド・ジャワの文化、ヨーロッパ諸国の文化等の
影響を受け、独特の色彩感覚で洋服に負けない
オシャレを楽しめる着物をコンセプトに
ドイツから直輸入した含金染料に型紙と
丸刷毛を駆使、透明感のある仁仙独特の
色表現の着物、帯を創作している。
摺り友禅の1箇所染める際の型紙は20枚〜50枚、
反物1反を染める摺り染めの回数は1000回以上を
数えるものもある。
現在は二代・前田仁仙(俊和)が主宰
【 略歴 】
1961年 友禅師・前田仁仙の長男として京都に生まれる
1985年 京都外国語大学卒業後、株式会社小松屋入社
考案室においてデザイン、配色を学ぶ
1990年 株式会社前仁に入社
父に師事する傍ら、友禅のあらゆる染色技法を習得
2001年 株式会社前仁専務取締役に就任
役員として仁仙ブランドの構築に努める
2003年 京都誂友禅工業組合理事に就任
2004年 一級技能検定合格
一級染色技能士を称する古都を認められる
2005年 第52回全国小紋友禅染色競技大会・日本図案家協会賞
2006年 第53回全国小紋友禅染色競技大会・京都織物商業組合賞
京都誂友禅染協議会・近畿経済産業局長賞
2010年 京都誂友禅工業協同組合副理事就任
2012年 全国染色協同組合連合会理事就任
2013年 京都市伝統産業「未来の名匠」認定
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
柄付け:全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、お出かけ、お食事、ご旅行、お買い物など
◆あわせるお着物 小紋、織のお着物など
絹
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